買取大吉　バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会

　バレーボールネーションズリーグ（VNL）2024福岡大会は12日、北九州市の西日本総合展示場で女子の予選ラウンド第3週が行われ、世界ランク6位の日本は同38位の韓国に3-0（25-16、25-16、25-23）でストレート勝ちした。日本とパリ五輪出場権を争う中国メディアは「中国女子バレーにはバッドニュース！」の見出しで報じ、警戒心を強めている。

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　日本の韓国戦圧勝劇を伝えた中国のウェブメディア「網易新聞」は、「日本は韓国を3-0で撃破して1.01ポイント獲得し、アジア1位を堅守した。中国チームにとっては明らかに良いニュースではない。勝利したばかりでなく、日本はネーションズリーグのランキングで4位に返り咲いた」と、五輪出場条件の一つであるアジア最上位を争うライバルの状況を報道した。

　続けて「日本は現在、パリ五輪の出場権をほぼ手中にしたうえ、アジアのランキングでも中国チームを頭一つリードして1位にいる。今日韓国に勝って得たポイントはあまり多くはないものの、対中国優位は確かなものとなる」と、自国の現状を嘆いた。

　同メディアは、今大会の成績を7勝2敗とした日本のパフォーマンスに「これまでの2週間を見ても、日本は全体的にすばらしいプレーを見せている」と評価。「日本の守りは頑強で、非常に粘り強い。対して、韓国はこれまでの8試合の中で1勝しかあげていない。今日の試合も日本にとっては大した懸念もなかった」と締めくくった。

　この記事には中国のバレーファンも反応。「第3セットは韓国が行けるかと思って、無駄に喜んでしまった」「第3セットで日本は少し気が緩んだけれど、セットの終わりには結局韓国にチャンスを与えることはなかった。韓国、弱すぎる」とライバルにポイントを与えた韓国への失望の声や、「日本にずっと中国の上にいられるのはくやしい。中国にもがんばってほしい」と自国への応援コメントが書き込まれた。