F1角田裕毅を金銭で“獲得”に動く可能性 アウディが興味か、海外識者指摘「もし欲しがれば…」
自動車レースのF1で活躍する日本人ドライバーの角田裕毅(RB)について、海外識者が“新たな道”を指摘した。親チームにあたるレッドブルが4日(日本時間5日)にセルジオ・ペレスとの契約延長を発表し、角田の昇格の可能性は事実上消滅。来季はあるチームが“獲得”に動くこともあり得ると予測している。
レッドブルへの昇格が消滅し、新たな動きか
自動車レースのF1で活躍する日本人ドライバーの角田裕毅(RB)について、海外識者が“新たな道”を指摘した。親チームにあたるレッドブルが4日(日本時間5日)にセルジオ・ペレスとの契約延長を発表し、角田の昇格の可能性は事実上消滅。来季はあるチームが獲得に動くこともあり得ると予測している。
今季F1はすでに全日程の3分の1を消化。角田は早くも19ポイントを獲得するなど、各レースで存在感を見せている。そして、レース以上に白熱しているのが、来季のシート争い。今季で契約が切れるため注目されていたペレスの去就は結局、契約延長で決着し、コンストラクターズ(製造者)部門でトップを走るレッドブルは、フェルスタッペンの電撃退団などがない限り、来季も今季同様のシート体制で進むこととなった。
角田に関してはRBでダニエル・リカルドとの体制が維持されるかが不透明。来季、レッドブルグループとのシート保証がささやかれるリアム・ローソンが仮に起用されるとなると、角田とリカルドのどちらかが“押し出される”可能性も。レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表がリカルドを強く支持しているとも伝える海外メディアもある。
そんな中、F1ジャーナリストのジョー・ソーワード氏は自身のX(旧ツイッター)で「レッドブルはアウディにユウキを放出しないという話も聞いている。興味深いのはRBには現在、2つのシートに対しドライバーが3人いることだ」といびつな体制であることに言及。したうえで「もちろんアウディが彼(角田)を買収しない限りは……」「もしアウディがユウキを欲しがれば、獲得するために金銭を支払うかもしれない……」と、2026年から参戦するアウディが獲得する可能性にも触れた。
アウディはすでにザウバーグループの株式100パーセントを取得。来季のキック・ザウバーはすでに、今季はハースで走るニコ・ヒュルケンベルグのシートが確定し、もう1人がどうなるかが注目されている。
(THE ANSWER編集部)