大クラッシュの残骸を巧みに避けたF1ドライバー 衝撃物語る付着物に海外ファン「こんなにくっつくんだ」
現地26日に行われた自動車レースF1・第8戦モナコGPは地元出身のシャルル・ルクレール(フェラーリ)の初優勝で幕を閉じた。スタート直後にはクラッシュが相次ぎ、赤旗でレースが中断される波乱の展開。ケビン・マグヌッセン(ハース)と接触したセルジオ・ペレス(レッドブル)のマシンは壁に激突して大破する衝撃の光景が広がった。後方を追走していたドライバーの車載カメラでクラッシュの様子が鮮明に映っており、F1公式はSNSに動画を公開。海外ファンから「リアクションタイムは常軌を逸している」「クレイジー」といった反響が寄せられている。
F1モナコGP
現地26日に行われた自動車レースF1・第8戦モナコGPは地元出身のシャルル・ルクレール(フェラーリ)の初優勝で幕を閉じた。スタート直後にはクラッシュが相次ぎ、赤旗でレースが中断される波乱の展開。ケビン・マグヌッセン(ハース)と接触したセルジオ・ペレス(レッドブル)のマシンは壁に激突して大破する衝撃の光景が広がった。後方を追走していたドライバーの車載カメラでクラッシュの様子が鮮明に映っており、F1公式はSNSに動画を公開。海外ファンから「リアクションタイムは常軌を逸している」「クレイジー」といった反響が寄せられている。
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衝撃の大きさはコース上に表れた。スタート直後、ペレスが加速しようとしたところに、右後方からマグヌッセンが強引にマシンをねじ込んだことでタイヤが接触。制御を失ったペレスのマシンは回転しながら、左右の壁に激突。タイヤは吹き飛び、白煙が上がった。後方を走っていた周冠宇(キック・ザウバー)はとっさにスローダウンして追突を回避。コース上に散乱していたマシンの部品を静かに避けるように車を動かした。
F1公式X(旧ツイッター)は「ジョウはクラッシュの残骸をくねくねと通り抜け、メディカルカーを追い抜いた」とつづり、周の車載カメラからとらえた動画を公開。周が散乱物をできるだけ踏まないようにゆっくりと走らせたものの、タイヤにはマシンの破片がついてしまっている様子や、大破したペレスのマシンの横を通りすぎるシーンも映し出さされている。
海外ファンからは「彼は全てを目撃した」「これはクレイジーだ」「このリアクションタイムは常軌を逸している!」など、周がとっさにブレーキを踏んでクラッシュに巻き込まれなかったことに驚く声のほかに、「こんなに破片の上を通っていったらタイヤは間違いなくダメになっただろうな」「タイヤにこんなに破片くっつくんだな」「タイヤを拭いてあげたい」「メディカルカーがもう少しで彼にぶつかるところだった」といったコメントも集まっている。
(THE ANSWER編集部)