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F1モナコGPの“退屈”の原因を比較画像で指摘 24年の変化に賛否両論「何故だ?」「安全のため」

自動車レースのF1第8戦モナコGPは現地26日にモンテカルロ市街地コースで行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が今季初優勝を飾った。スターティンググリッドの1~10番手がそのままの順位でチェッカーを受けるという珍しい結果になったが、その原因の一つに海外記者が言及。「モナコが問題なのではない」と比較画像とともに指摘すると、海外ファンからは「その通り」「安全のためなんだ」と賛否両論が上がっている。

F1第8戦モナコGP【写真:ロイター】
F1第8戦モナコGP【写真:ロイター】

F1モナコGP

 自動車レースのF1第8戦モナコGPは現地26日にモンテカルロ市街地コースで行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が今季初優勝を飾った。スターティンググリッドの1~10番手がそのままの順位でチェッカーを受けるという珍しい結果になったが、その原因の一つに海外記者が言及。「モナコが問題なのではない」と比較画像とともに指摘すると、海外ファンからは「その通り」「安全のためなんだ」と賛否両論が上がっている。

 一目瞭然だ。比較画像で並べられたのは、3台の歴代F1マシン。右から1988年、2008年、そして2022年のマクラーレンの一台が並んでいる。34年間で、ハッキリした違いは車体の長さだ。

 画像をXに投稿したのは、モータスポーツ専門ニュースレター「ザ・クオリファイアー」を運営する米記者、ヴィンチェンゾ・ランディーノ氏。「モナコが問題なのではない。1988年と比べ、車体は約250キロ重くなり、約70センチ長くなった。これが問題だ」と指摘した。

 さらに「ストリート・サーキットが増えたとしても、これが対処されなければ本当の問題は解決しないだろう」とも論じている。

 今年のモナコGPは、ドライバーや陣営が苦言を呈するほどのスローペースが展開され、海外ファンからは“退屈”などとの意見もあった。ただでさえオーバーテイクしにくい市街地コースで、全長が以前より伸びたマシンでは順位変動も起こりにくいと主張している。

 海外ファンからは「その通りだ!」「全体的に同意する。なぜ今車体はこんなに長いんだ??」「間違いない。いますぐ70センチ車体を短くすればF1に劇的な影響があるだろう」といったランディーノ氏の主張に賛同する声が上がっている一方で「モナコが進化していないのが問題なんだ」「車体の長さと重さのその多くは安全のためなんだ」と同意できないコメントも寄せられている。

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