打率0割台、ドジャース33歳が執念の同点スクイズ 連敗ストップに米興奮「彼に今季最高の瞬間」
米大リーグ・ドジャースは28日(日本時間29日)、敵地で行われたメッツとのダブルヘッダー第1戦に5-2で勝利。延長戦にもつれ込む接戦を制し、連敗を5で止めた。1点を追う9回には、33歳のクリス・テーラーがスクイズ成功。必死の姿勢を「ドジャースが気持ちを見せた!」「バントは過小評価されている」などと米メディアも報じていた。
敵地メッツ戦
米大リーグ・ドジャースは28日(日本時間29日)、敵地で行われたメッツとのダブルヘッダー第1戦に5-2で勝利。延長戦にもつれ込む接戦を制し、連敗を5で止めた。1点を追う9回には、33歳のクリス・テーラーがスクイズ成功。必死の姿勢を「ドジャースが気持ちを見せた!」「バントは過小評価されている」などと米メディアも報じていた。
紙一重の同点劇だった。1点を追う9回無死一、三塁。ドジャースはこの日3三振で、再び打率が1割を下回っていたテーラーが打席に入った。初球スクイズを敢行。内角の投球をなんとかバットに当て、ボールは転がらなかったものの、前進してきた投手が僅かに届かず。ボールをこぼす間に三走ヘルナンデスが生還し、同点に追いついた。テイラーも一塁に残った。
米専門メディア「ドジャー・ブルー」公式Xでは「バントは過小評価されている」とこのプレーを称え、米カリフォルニア州地元局「NBCロサンゼルス」のマイケル・ドゥアルテ記者も「ドジャースが気持ちを見せた! 9回に同点」と興奮気味に執念の得点を伝えた。
米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者もXで「クリス・テイラーにとって今季最高の瞬間。スクイズで全員セーフとなり、ドジャースが9回無死で2-2の同点とした」と報じた。
これで試合を振り出しに戻したドジャースは、9回裏1死満塁のピンチを無失点でしのぐと、延長10回にベッツの勝ち越しタイムリー、フリーマンの2ランが飛び出して勝利。連敗を5でストップした。「2番・DH」で出場した大谷は5打数無安打。打率.329に下げている。
(THE ANSWER編集部)