F1角田裕毅を抜けなかった9位アルボン嘆き ペースは「恐ろしく遅かったね」「安全に進めすぎ」
現地26日に行われた自動車レースF1・モナコGPで、角田裕毅(RB)は8位入賞を果たした。後方からプレッシャーをかけ続けながら、抜けなかったアレックス・アルボン(ウィリアムズ)は「レースのペースは恐ろしく遅かったね! もう少し速く走れたんじゃないかな」などと嘆きの声を上げていた。
モナコGP
現地26日に行われた自動車レースF1・モナコGPで、角田裕毅(RB)は8位入賞を果たした。後方からプレッシャーをかけ続けながら、抜けなかったアレックス・アルボン(ウィリアムズ)は「レースのペースは恐ろしく遅かったね! もう少し速く走れたんじゃないかな」などと嘆きの声を上げていた。
F1公式サイトは「アルボンは、モナコでポイント獲得後にウィリアムズが『波に乗れる』ことを祈っている」との見出しを打った記事で、アルボンの言葉を伝えた。
9番手スタートだったアルボンは、余力を残し続けた角田を最後まで抜くことができず。オーバーテイクの難しいモナコでフラストレーションのたまる展開ながら、9位でポイントを獲得した。「少し退屈だったかもしれないけど、(ポイント獲得は)素晴らしいこと。もう少し楽しいレースで今季初ポイントを獲得できていればなぁ、とも思うけど、これでも満足だよ!」と語っている。
F1公式サイトなどで統計データを扱う米専門家のショーン・ケリー氏によると、この大会は「F1史上初めて、トップ10がスターティンググリッドの順番通りにフィニッシュした」と伝えられている。上位陣には順位の入れ替えがなく、アルボンは「レースのペースは恐ろしく遅かったね!」と嘆いている。
角田のレース展開については「ペースがあるのは見て取れた。彼ら(RB)は安全に進めすぎていると思ったよ! もう少し速く走れたんじゃないかな。20周くらいで周回遅れになったんだから!」と指摘。「でも実際のところ、レース終盤はタフなもの。タイヤも減っていたしね。それでも、あそこまで遅い必要はなかった思うよ」とも語っている。
(THE ANSWER編集部)