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F1大クラッシュの代償は「4.5億円超」 巨額マシン損害にレッドブル重鎮が激怒「なぜ罰を受けない?」

自動車レースのF1第8戦モナコGPは26日(日本時間27日未明)にモンテカルロ市街地で行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が今季初優勝を飾った。スタート直後に複数のクラッシュが発生する波乱のレース。セルジオ・ペレス(レッドブル)のマシンが潰れてコースから撤去されるという衝撃シーンもあった。英メディアはレッドブルの最高顧問を務めるヘルムート・マルコ氏がマグヌッセンを批判し、マシンの損害額が4億5000万円を超えると報じている。

F1第8戦モナコGPに出場したセルジオ・ペレス【写真:ロイター】
F1第8戦モナコGPに出場したセルジオ・ペレス【写真:ロイター】

F1モナコGP

 自動車レースのF1第8戦モナコGPは26日(日本時間27日未明)にモンテカルロ市街地で行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が今季初優勝を飾った。スタート直後に複数のクラッシュが発生する波乱のレース。セルジオ・ペレス(レッドブル)のマシンが潰れてコースから撤去されるという衝撃シーンもあった。英メディアはレッドブルの最高顧問を務めるヘルムート・マルコ氏がマグヌッセンを批判し、マシンの損害額が4億5000万円を超えると報じている。

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 スタート直後に見られた衝撃シーン。後方グリッドからのスタートとなったペレスが加速しようとしたところに、右後方からマグヌッセン(ハース)が強引にマシンをねじ込みタイヤが接触した。ペレスのマシンは回転してコースをふさぐ形になり、左右の壁に激突。タイヤが吹き飛んで、両者リタイアに追い込まれた。幸い、ペレスもマグヌッセンにも怪我はなく無事だった。

 英紙「デイリーメール」は「モナコGPでのセルジオ・ペレスの大クラッシュ、驚異的な7桁の被害額」などの見出しで記事を掲載。「デンマーク人選手の左前部がペレスの右後部を捉え、後者は時速160マイルの大クラッシュでバリアに突っ込んだ」と説明し、レッドブルのマルコ氏がマグヌッセンを痛烈に批判したことを伝えた。

 同紙は、マルコ氏が欧州スポーツ専門局「スカイ」のドイツ版に「私はマグヌッセンがペナルティーを受けなかったことに驚くべきだろうか?」「実際、私はスチュワードがいかに早くこの事件を収束させたかに驚いている」と話したことに触れ、FIA(国際自動車連盟)の決定に反発していることに言及。

 その上で「あれはとても危険だった。そしてRB20へのダメージの損害額は200~300万ドルだ」とマシンの損害額が約3億1200万円~約4億6800万円にも及ぶと明かし、「これは予算の上限額がある私たちにとって大きなハンディキャップになる」と怒りすら見せた。資金力があるレッドブルとはいえ、モナコでは大ダメージを負う形となってしまったようだ。

(THE ANSWER編集部)

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