英メディアがマナリノとの初戦をプレビュー

　男子テニス世界ランク11位の錦織圭（日清食品）は31日、パリ・マスターズの2回戦で同46位のアドリアン・マナリノ（イタリア）と対戦する。年間ポイント上位8人が参戦するATPファイナル（11月11日開幕・ロンドン）出場を目指すが、現在同ポイント9位と当落線上で上位進出に期待がかかる。まずは初戦で激突するマナリノ戦を英メディアが展望している。

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　すでにラファエル・ナダル（スペイン）、ノバク・ジョコビッチ（セルビア）、ロジャー・フェデラー（スイス）らが出場を決めているATPファイナル。錦織は現在年間ポイント9位。欠場が決定的であることが母国で伝えられたフアン・マルティン・デルポトロ（アルゼンチン）だが、公式には発表されておらず、出場権が得られるラインは明確にはなっていない。

　年間ポイントで錦織を追いかける10位ジョン・イスナー（米国）との差はわずか145ポイントで、早期敗退なら逆転を許す可能性もある。英専門メディア「ライブテニス」は、初対戦となるマナリノ戦についてこう言及している。

「この両者は初対戦となる。率直に言って私はマナリノがこの試合に勝つ方法が分からない。彼は左利きであるがゆえ、ニシコリのバックハンドを引き出すことになる。コートを広く使われるだろう」