200勝ダルビッシュ、球団初&メジャー124年で2人目の記録達成! 7回無失点の快投、伝説サイ・ヤングに次ぐ記録も
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は19日(日本時間20日)、敵地ブレーブス戦に先発し、7回9奪三振、被安打2、無失点に抑えて9-1の勝利に貢献し、日本選手としては野茂英雄、黒田博樹に続き3人目となる日米通算200勝を達成した。内訳はメジャー107勝、日本93勝。この日の好投で連続無失点記録を25イニングに伸ばし、米記者は伝説の名投手サイ・ヤングに次ぐ記録となったことを紹介。併せて、パドレス史上初、MLB124年の歴史で2人目という驚異の記録を樹立したことにも触れている。
強力ブレーブス打線を7回2安打無失点
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手は19日(日本時間20日)、敵地ブレーブス戦に先発し、7回9奪三振、被安打2、無失点に抑えて9-1の勝利に貢献し、日本選手としては野茂英雄、黒田博樹に続き3人目となる日米通算200勝を達成した。内訳はメジャー107勝、日本93勝。この日の好投で連続無失点記録を25イニングに伸ばし、米記者は伝説の名投手サイ・ヤングに次ぐ記録となったことを紹介。併せて、パドレス史上初、MLB124年の歴史で2人目という驚異の記録を樹立したことにも触れている。
前日の登板が雨天中止で流れ、この日にスライドとなった今季9試合目の先発。序盤から抜群の制球で、昨季MVPロナルド・アクーニャJr.、ナ・リーグで大谷翔平に次ぐ12本塁打のマルセル・オズナ、昨季54本塁打のマット・オルソンらを擁する強力打線を封じた。打線も初回からクロネンワースの2ランなどで3点を先制し、4回にはキム・ハソンからの4連打で4点を加点するなど大量の援護をもらっての投球となった。
7回のマウンドでは先頭打者のオズナをカーブで空振り三振。後続も打ち取って、99球で勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。前の試合までキャリア最長に並ぶ18イニング連続無失点を続けており、この日の7イニングを加え、連続無失点は25イニングまで伸びた。
MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)に「37歳と277日で、ユウ・ダルビッシュは2先発連続で7回以上を無失点、2安打以下に抑えた2番目に高齢の投手だ(少なくとも1901年以降)。それより年上の唯一の投手は:1905年、38歳のサイ・ヤング」と投稿。さらにダルビッシュの偉業を紹介している
さらにラングス記者は「ユウ・ダルビッシュは自身のMLBキャリアで初めて3先発登板連続で無失点を続けている」「1901年以降、37歳以上で4連続をした投手は1人だけ:2005年のケニー・ロジャーズが40歳で」「パドレスでは5イニング以上無失点を4先発連続で続けた投手はいない」とも投稿しており、球団史上初、さらにMLB124年の歴史で2人目の偉業となったこともつづっている。
(THE ANSWER編集部)