少年とサプライズ対面した様子とは

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日（日本時間17日）、本拠地レッズ戦に「2番・DH」で出場し、2打数無安打1四球だった。チームは2-7で敗れたが、試合前には病気と闘う少年にサプライズで対面。少年は無邪気に笑い、米ファンは「泣けてくるよ」と感動している。

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　スーパースターぶりが如実に表れた。記者会見場にいるのは小児患者のアルベルト君。突然の大谷登場に目を丸くして驚いた。大谷はサイン入りユニホームを手渡し、英語で「今日は来てくれてありがとう」「準備はできてる？」と話しかけた。「きょう始球式をするんだよ。OK？」と続けると、アルベルト君は驚きを隠せなかった。

　さらに始球式でも捕手を務めた大谷。低めに大きく外れた球をショートバウンドで捕り、記念写真にも納まった。本拠地は歓声と拍手に包まれた。ドジャース公式SNSは一連の動画を公開。「アルベルトとショウヘイが一生忘れることはない時間」と交流を紹介すると、米ファンから感涙した様子の声が相次いだ。

「素晴らしいね！　男の子の喜びようを見ると泣けてくるよ」
「大谷は野球界にとって最高の存在だ」
「私も年を取った……涙が出てくるよ」
「よくやった。本当によくやった」
「これは素晴らしいね。彼の表情が全てを表しているよ」
「この男の子のリアクション可愛い～」

　アルベルト君は、動画内で大谷について「最初に、何て大きいんだろうって思ったよ」「30秒くらい息が止まった」と笑顔で振り返っていた。