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卓球中国女子の非情選考で異論続出 母国メディアが糾弾した五輪選考方針「不満出てくるのは当然」

“ねじれ現象”が発生した理由は…

 こうした“ねじれ現象”が起こった原因として、記事では「卓球協会が突然選抜方法を変えたことにある」と指摘。さらに「2023年5月15日に定められた規則には、出場資格のポイント計算の最終日は2024年5月7日と明示されていた。この期日に従えば、シングルスの出場資格は王曼昱のものであった。ところが2024年4月13日になって突然、この選抜方法が改められ、選抜対象にサウジスマッシュが加えられ、シングルスの代表は王曼昱ではなくなった」という時系列にも触れられている。

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 さらに「女子チームのポイント計算期日が男子チームと同じ5月7日であったなら、シングルスの代表は王曼昱だった。選抜規則がパリ五輪周期全体をカバーするものであり、その全体の成績が考慮されていたなら、シングルスの代表は王曼昱だった。国外選手に負けたときの減点規則が選抜期間全体をカバーするものであったなら、シングルスの代表はやはり王曼昱だった。パリ五輪までの期間の前の2年を対象とせず、1年だけを対象とし、更に国外選手に負けた場合の罰則を2か月だけに適用したために、代表は陳夢となった」と女子代表選考において突然の規則改正があった“ご都合主義”に疑問を呈するような論調だ。

 ファンが指摘する「3つの疑問」も紹介。「第一に、なぜ随意に選抜規則を変更したのか、第二に、なぜ若い世代を入れて、長い目で対応をしないのか、第三に、主力選手の間で長期的に実力に基づいた資源や機会の分配が行われていないのはなぜかといった疑問である」といった声があるとのことで、「突然規則を加えたりすれば、不満が出てくるのは当然のことである」と締めている。

(THE ANSWER編集部)



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