クレー大会51度目V 赤土で強すぎるナダル、ATPも脱帽「誰が止められるというのか」
男子テニスのマドリード・オープンは14日(日本時間15日)、決勝が行われ、ラファエル・ナダル(スペイン)がドミニク・ティエム(オーストリア)を7-6、6-4で下し、3年ぶり5度目の優勝を果たした。ATP公式サイトでは「今シーズン、誰がクレーでナダルを止められるというのか?」と報じ、「クレーの帝王」の強さに舌を巻いている。
「赤土の王者」、ATP公式サイトも舌を巻く強さ「本当にエモーショナルな時間」
男子テニスのマドリード・オープンは14日(日本時間15日)、決勝が行われ、ラファエル・ナダル(スペイン)がドミニク・ティエム(オーストリア)を7-6、6-4で下し、3年ぶり5度目の優勝を果たした。ATP公式サイトでは「今シーズン、誰がクレーでナダルを止められるというのか?」と報じ、「クレーの帝王」の強さに舌を巻いている。
百戦錬磨の30歳が相対したのは、23歳の若手有望株ティエム。第1セットはタイブレークに持ち込まれ、計2回のセットポイントを許しながら粘り強く制すと、第2セットは最初のゲームでブレークに成功。その勢いのまま勝ち切った。
ストレートで圧倒されたティエムも「サーブ後の彼のプレーは信じられないものだよ。とても多くのフォアハンドを駆使している。サーブ後はほとんど毎回、プレッシャーをかけられるんだ」と脱帽した。
同サイトによると、この優勝でマスターズ1000の通算勝利数を30に伸ばし、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)と並んで史上最多タイとなった。そして、2017年に入ってからのクレーコート成績は15戦全勝、モンテカルロ、バルセロナに続く3つ目のタイトルを獲得し、赤土での強さを遺憾なく発揮している。