東京Dに響いた3歳長女の声 ベルト死守したユーリ阿久井政悟にパパの顔「家族とディズニーで…」
リング上で桑原に伝えたこと「もう少し来てほしかったよ」
桑原とは2021年7月以来の再戦。当時は日本フライ級王者だった阿久井が初回と最終回にダウンを奪い、桑原に10回残り11秒でTKO勝ち。パワーを身につけてきた桑原について、「初回にガツンと来た。ガードの上でも脳が揺れるパンチ。パワー面では違った」と成長を受け止めたが、挑戦者として物足りなさも感じたという。
「もっと出てくるかと思って警戒したけど、途中からこちらが押して、押してという感じ。相手は引きになっていた。(試合直後のリングで)本人にも『もう少し来てほしかったよ』と伝えましたね」
遅くても年内には迎えたい次戦。「目の前の試合に勝って統一戦だったり、ビッグマッチをやりたい」。将来的な地元・岡山開催も希望するが、「世界戦をやるような会場がない。それが一番のネック」と苦笑いした。「自分のボクシングはこれが完成じゃない。常に最強を目指したい」と上を目指す。
(THE ANSWER編集部)