角田裕毅の「素晴らしいマネジメント」 7位入賞呼んだ走りに日本人称賛「異常なことやってる」
自動車レースF1第6戦のマイアミGPが5日(日本時間6日)に米フロリダ州マイアミガーンズで行われ、角田裕毅(RB)が今季自己最高に並ぶ7位入賞を果たした。絶妙なピット戦略が脚光を浴びる一方、ネット上の日本人ファンは角田の「卓越した技術」にも注目。「素晴らしいマネジメント」「とにかくエグかった」といった声が上がっている。
F1マイアミGP
自動車レースF1第6戦のマイアミGPが5日(日本時間6日)に米フロリダ州マイアミガーンズで行われ、角田裕毅(RB)が今季自己最高に並ぶ7位入賞を果たした。絶妙なピット戦略が脚光を浴びる一方、ネット上の日本人ファンは角田の「卓越した技術」にも注目。「素晴らしいマネジメント」「とにかくエグかった」といった声が上がっている。
我慢を重ねたことが好結果を呼んだ。10番手スタートとなった角田はオープニングラップで1つ順位を上げて9位で周回。4周目に10番手に下がったものの、常に前方にプレッシャーをかけるドライビングでチャンスをうかがった。20周目までに上位勢がピットインする中で、角田はステイ。28周目に入ったところでサージェント(ウィリアムズ)がクラッシュしてコースにセーフティーカーが入ると、抜群のタイミングでピットインし順位を7位に上げた。
RB陣営のピット戦略が称賛される中、ネット上の日本人ファンは「あそこまでピットに入らずにタイヤをもたせたのがすごい」と注目した。角田はスタート時のタイヤに「ミディアム」を選択。多くのドライバーが早めのタイヤ交換でスピードを維持する中、角田はタイヤの消耗を減らす絶妙なラップを刻んだことが、セーフティーカーの投入も相まって好結果につながった。
この角田の技術に対し、日本人ファンからは「タイヤをもたせる卓越した技術の賜物」「タイヤマネジメントも素晴らしかった」「タイヤ持ちと辛抱の結果掴み取ったP7 素晴らしい」「タイヤに負担のかかるブレーキングが得意なのにタイヤマネジメントも得意って、矛盾してるけどなんか異常なことやってる気がする」「タイヤの使い方というのがとても大きいと証明して見せてくれましたよね」「タイヤマネジメントがとにかくエグかった」といった声が上がっている。
角田はタイヤを「ハード」に替えてコースに戻ると、背後にいた元王者ハミルトン(メルセデス)と熾烈なバトルを展開。8番手に落ちるも、39周目に4番手争いをしていたピアストリ(マクラーレン)がアクシデント発生で順位を下げ、角田は再び7番手に浮上。後続との差を守り、第3戦オーストラリアGPと並ぶ今季自己最高の7位でチェッカーを受けた。角田の技術が詰まったレースだった。
(THE ANSWER編集部)