バンタム級日本人独占なるか 8戦全KOボクサー・武居由樹がKOで世界獲りへ「早い回でバチッと」
4日にIBF世界バンタム級王者になった西田の試合は「まだ自分には関係ない」
対する王者マロニーは20年10月に米ラスベガスで井上に世界挑戦し、7回KO負け。21年8月に再起すると、井上が返上したWBO世界バンタム級王座を23年5月に獲得した。今年1月に初防衛成功。世界的モンスターに敗れたとはいえ、ハイレベルな実力を持つ再起後6連勝中の実力者だ。対峙した武居は「すごく良い目をしていた。こっちも負けてらんないなと思った」と印象を述べた。
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同興行では、井上の弟のWBA世界バンタム級王者・拓真(大橋)が同級1位・石田匠(井岡)と2度目の防衛戦を行う。同級は4日に西田凌佑(六島)がエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に判定勝ちし、IBF王座奪取に成功。日本ジム所属選手99人目の世界王者になった。WBC王座には中谷潤人(M.T)が君臨しており、武居が勝てば全4つのベルトを日本人が独占することになる。
武居は西田戦について「見ました。凄く良い試合だったなというぐらいで、まだ自分には関係がない話」と目の前に集中。まずはWBO王座を奪いにいく。
○…興行はAmazon プライム・ビデオにて「Prime Video presents Live Boxing」の第8弾として独占生配信される。井上兄弟と武居のほか、WBA世界フライ級王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が同級3位・桑原拓(大橋)と初防衛戦。同じ興行で世界戦4試合は国内最多3試合を超える規模となる。
(THE ANSWER編集部)