「歴史に残る判定写真」 完全に3頭並んだ超僅差3着フォーエバーヤングの1枚が話題「ハナ+ハナ差だな…」
米競馬の第150回G1ケンタッキーダービー(ダート2000メートル、20頭立て=2頭取り消し)が4日(日本時間5日)、チャーチルダウンズ競馬場で行われ、フォーエバーヤング(牡3、栗東・矢作)は直線追い込んで日本馬歴代最高の3着。日本馬初の快挙にあと一歩だった。優勝したミスティックダン、2着のシエラレオーネ(ともに米国)とは馬体が完全に並んで入線する大接戦。判定写真をチェックした競馬ファンからは悔しさと驚きが入り混じった声が上がった。
第150回G1ケンタッキーダービー
米競馬の第150回G1ケンタッキーダービー(ダート2000メートル、20頭立て=2頭取り消し)が4日(日本時間5日)、チャーチルダウンズ競馬場で行われ、フォーエバーヤング(牡3、栗東・矢作)は直線追い込んで日本馬歴代最高の3着。日本馬初の快挙にあと一歩だった。優勝したミスティックダン、2着のシエラレオーネ(ともに米国)とは馬体が完全に並んで入線する大接戦。判定写真をチェックした競馬ファンからは悔しさと驚きが入り混じった声が上がった。
この1枚を見ると、いかに日本競馬の歴史を動かすまで僅差だったか見て取れる。
11番枠のフォーエバーヤングは出負けして中団からレースを展開。それでも3、4コーナーで一気に進出し、先団を射程圏に入れて直線へ。直線で外のシエラレオーネに激しく馬体をぶつけられる叩き合いを演じながらグングン伸びる。先を行くミスティックダンとほとんど3頭並んだところでゴール。内のミスティックダンが1着、外のシエラレオーネが2着。フォーエバーヤングはわずかに届かず3着だった。
海外メディアは判定写真を公開し、日本の競馬ファンからネット上で反響が寄せられた。
「1着から、3着までハナ差やん………」
「この差で3着は悔しい」
「首の上げ下げのタイミングが逆だったら」
「何回見ても惜しすぎる」
「あと少し、あと少しだった…」
「判定写真見ると…ハナ+ハナ差だな…ホントに惜しかった」
「歴史に残る判定写真」
「改めて判定写真見るとこれは…」
「最後までふんばってる姿で目頭熱くなるな」
ケンタッキーダービーはプリークネスステークス、ベルモントステークスからなる米国競馬3冠競走のひとつで、今年で150回という歴史を数える。「スポーツで最も偉大な2分間」と評されるほど、米国スポーツ界においても格式高く、日本馬の最高着順は6着(マスターフェンサー、デルマソトガケ)だった。
フォーエバーヤングは父リアルスティール、母フォエヴァーダーリング(母の父Congrats)の血統。昨年10月にデビューし、11月のJBC2歳優駿(G3)、12月の全日本2歳優駿(G1)を勝ち、今年は2月のサウジダービー(G3)、3月のUAEダービー(G2)と海外で連勝。無傷の6連勝を目指していた。