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9位後退の錦織、数字で見えた“凄み” 125週連続トップ8、5位以内は65週君臨

男子テニスの最新世界ランキング(5月15日付)が発表され、錦織圭(日清食品)は1つ下げ、9位となった。これにより、14年9月から守り続けたトップ8から陥落。全仏オープン(28日開幕)で準々決勝まで上位との対戦を避けられる第8シード以内の確保へ、ピンチとなった。 

最新世界ランクで2年9か月ぶりトップ8陥落、最高位は4位、5位以内は連続26週

 男子テニスの最新世界ランキング(5月15日付)が発表され、錦織圭(日清食品)は1つ下げ、9位となった。これにより、14年9月から守り続けたトップ8から陥落。全仏オープン(28日開幕)で準々決勝まで上位との対戦を避けられる第8シード以内の確保へ、ピンチとなった。 

 錦織は14年9月8日付で初のトップ10となる8位に上昇。同年11月3日付で初のトップ5、15年3月2日付で自己最高の4位に浮上するなど、トップ8を守り続けてきた。在位期間、実に125週。トップ5には連続で26週、延べ65週に渡って君臨していた。実に2年9か月ぶりにトップ8から転落こそしたが、数字でキャリアを辿ると日本のエースの凄みが見える。

 全仏オープンでは9位以下なら第8シード以内を得られず、早い段階で強豪のシード選手と激突する可能性もある。ランキング回復には、今週のイタリア国際でポイントを稼ぐ必要があるが、右手首の負傷により出場には慎重。果たして全仏の上位シード確保、トップ8返り咲きはなるか。錦織の巻き返しに期待したい。

 錦織の14年8月以降の全ランキングは以下の通り。

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