平日史上最多6954人の女子ゴルフ 特に人気を集めた国内凱旋の西村優菜が感謝「朝早いけど…」
女子ゴルフの国内ツアーメジャー大会・ワールドレディスサロンパス杯が2日、茨城GC東C(6665ヤード、パー72)で開幕した。昨季から米ツアーを主戦場としている23歳の西村優菜(スターツ)は3バーディー、4ボギーの73で回り、1オーバーで37位。ショットが安定せずに苦しんだが。残り2ホールでスコアを戻して踏ん張った。この日は、西村の人気もあって平日開催ではツアー史上最多6954人のギャラリーが集結した。
ワールドレディスサロンパス杯初日
女子ゴルフの国内ツアーメジャー大会・ワールドレディスサロンパス杯が2日、茨城GC東C(6665ヤード、パー72)で開幕した。昨季から米ツアーを主戦場としている23歳の西村優菜(スターツ)は3バーディー、4ボギーの73で回り、1オーバーで37位。ショットが安定せずに苦しんだが、残り2ホールでスコアを戻して踏ん張った。この日は、西村の人気もあって平日開催ではツアー史上最多6954人のギャラリーが集結した。
西村がギャラリーの声援を背に粘りのゴルフを見せた。残り2ホールの8番パー4、9番パー5で連続バーディー。ホールアウト後は実感を込めて言った。
「最後3ホール以外はショットがひどかったです。そこを耐えたことが最後の2つにつながりました」
一時帰国しての出場。コンディションも万全でない中、早朝7時40分スタートで「朝は寒かったので動けていなくて、自信もなくて悪循環でした」と振り返った。
だが、西村を見るために、大勢が18ホールをともに歩いた。西村が取材対応を終えた後には、サインを求める200人以上の列ができた。
「朝早かったんですけど、スタートから来てくれた方がたくさんいたのでうれしかったですし、すごく楽しかったです」
西村は21年大会で優勝。コースも同じだ。首位とは6打差。巻き返すチャンスも十分にある。「テンポを合わせられるようにショットをしっかりと調整して頑張りたいです」。半年ぶりの国内ツアーで上位に浮上し、さらに大会を盛り上げていく。
(THE ANSWER編集部)