今永昇太5勝目に敵将脱帽「総じて彼は優れていた」 7回3安打0封で翻弄され「打者を崩していた」
米大リーグ・カブスの今永昇太投手が1日(日本時間2日)、敵地メッツ戦に先発し、7回3安打無失点、7奪三振1四球で無傷のデビュー5勝目を挙げた。驚異の防御率0.78はMLB全体トップに浮上。1-0の勝利に導く快投だった。敵将もお手上げだった。
今永昇太が先発
米大リーグ・カブスの今永昇太投手が1日(日本時間2日)、敵地メッツ戦に先発し、7回3安打無失点、7奪三振1四球で無傷のデビュー5勝目を挙げた。驚異の防御率0.78はMLB全体トップに浮上。1-0の勝利に導く快投だった。敵将もお手上げだった。
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今永がまたもゼロを並べた。初回を三者凡退でスタートすると、2回1死一、二塁のピンチは遊ゴロ併殺打。4回にはピート・アロンソ、J.D.マルティネスの強打者を2者連続で空振り三振に仕留めた。7回先頭ではアロンソの一塁方向へ転がったボテボテの当たりにダイビング。グラブトスでアウトを奪った。援護は5回の犠飛による1点のみだが、散発3安打の無失点だった。
この試合で規定投球回に到達。防御率0.78は2位で1.32のレンジャー・スアレス(フィリーズ)を上回るMLB全体トップに浮上した。米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」の試合後番組では、メッツのカルロス・メンドーサ監督が会見に出席。日本人左腕に脱帽した。
「彼はいい投球ができる。速球は効果的だったし、スプリットはとてもいい球だ。少し溜めたり、早く投げたり、走者がいない時には打者のタイミングを崩していた。変化球もそうだが、総じて彼は今日、とても優れていた」
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者のXによると、今永は自責点が公式記録になった1913年以降では「オープナーを除くデビューから6先発の最低防御率」で両リーグ歴代4位の好記録という。
(THE ANSWER編集部)