ドジャース戦で蜂駆除員が急遽始球式に登板! 試合中止を救う作業、異例の大歓声「俺たちのヒーローだ!」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は4月30日(日本時間5月1日)、敵地ダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発予定だったが、蜂の大量発生により試合開始が約2時間遅延した。蜂駆除員が登場する事態に。作業時にスタンドから拍手喝采を浴びたが、急遽始球式にまで登場した。
大谷翔平が「2番・DH」で出場
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は4月30日(日本時間5月1日)、敵地ダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発予定だったが、蜂の大量発生により試合開始が約2時間遅延した。蜂駆除員が登場する事態に。作業時にスタンドから拍手喝采を浴びたが、急遽始球式にまで登場した。
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異例の大歓声だった。「俺たちのヒーローだ!」の場内アナウンスを受けながらマウンドに上がったのは、駆除業者「ブルー・スカイ・ペスト・コントロール」のフェニックス店で支店長を務めるマット・ヒルトン氏。作業服のまま投げたボールはストライクとはいかなかったが、客席から大歓声を浴びた。米国らしい臨機応変な対応だった。
試合前、本塁裏のネット部分に蜂が大量発生した。大谷も座るドジャースベンチ前では選手たちも困惑気味。数百匹はいるであろう大群を眺めていた。開始が遅れる中、ヒルトン氏が登場しただけで球場は拍手喝采。突如現れたヒーローは手を上下にあげて歓声を煽った。作業終了時には大歓声。ガッツポーズで応えた。
米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」でドジャース戦の実況を務めるティム・ネベレット氏のXによると、チェース・フィールドで蜂による試合遅延は2014年4月3日以来、10年ぶり2度目という。
大谷は、沖縄生まれのデーブ・ロバーツ監督の持つ日本生まれの選手による球団最多本塁打記録に並んでいたが、5打数1安打3三振。チームは延長10回にサヨナラ2ランを浴び、3-4で敗れた。
(THE ANSWER編集部)