“引退覚悟”の「由伸2世」またも… 大学生侍、社会人主砲ら、主な指名漏れ選手は?
プロ野球(NPB)ドラフト会議は25日、都内で行われ、支配下、育成を合わせ、計104人が指名を受けた。それぞれ4球団が競合した大阪桐蔭・根尾昂内野手は中日、報徳学園・小園海斗内野手は広島が交渉権を獲得するなど、プロ入り切符を掴んだ選手がいる一方、注目を集めながら指名されなかった選手もいる。
“最後のプロ挑戦”を明かしていた谷田は3度目の指名漏れ
プロ野球(NPB)ドラフト会議は25日、都内で行われ、支配下、育成を合わせ、計104人が指名を受けた。それぞれ4球団が競合した大阪桐蔭・根尾昂内野手は中日、報徳学園・小園海斗内野手は広島が交渉権を獲得するなど、プロ入り切符を掴んだ選手がいる一方、注目を集めながら指名されなかった選手もいる。
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高校生では「ダルビッシュ2世」と呼ばれた埼玉栄の大型右腕・米倉貫太、DeNA細川成也の弟、明秀学園日立で甲子園に出場したエース・細川拓哉投手ら実力選手の指名が見送られた。
大学生では侍ジャパン大学日本代表経験者の国大武道大の左腕・伊藤将司、名城大・栗林良吏投手、法大の150キロ右腕・菅野秀哉、奈良学園大・米満凪内野手、明大・逢沢崚介外野手らがプロの注目を集めながら、指名されなかった。
社会人ではホンダの右腕・岡野祐一郎、ホンダ鈴鹿の左腕・平尾奎太、日本生命の左腕・高橋拓巳ら即戦力候補と目された選手の名前のほか、東京ガスで侍ジャパン社会人代表の4番・笹川晃平外野手らが呼ばれなかった。
また、四国IL徳島の谷田成吾外野手は「由伸2世」と呼ばれ、慶大時代に指名確実と目されながら、まさかの指名漏れ。社会人野球のJX-ENEOSに進んだが、指名解禁となる昨年も指名はなく、今年3月に退団。米マイナーリーグのトライアウトに挑戦を経て、徳島入り。3度目となるドラフト前には「今年、指名されなければ野球を辞めます」と“引退覚悟”を明かしていたが、指名はなかった。
主な指名漏れ選手は以下の通り。
○高校生
明秀学園日立・細川拓哉投手
埼玉栄・米倉貫太投手
藤嶺藤沢・矢沢宏太投手
○大学生
国際武道大・伊藤将司投手
法大・菅野秀哉投手
駒大・白銀滉大投手
東海大・平山快内野手
静岡産大・鈴木彩隼投手
立命大・山上大輔投手
奈良学園大・米満凪内野手
九産大・岩城駿也内野手
法大・向山基生外野手
明大・逢沢崚介外野手
日大・長沢吉貴外野手
○社会人
東京ガス・臼井浩投手
JX-ENEOS・鈴木健矢投手
ホンダ・岡野祐一郎投手
ホンダ鈴鹿・平尾奎太投手
日本生命・高橋拓巳投手
ホンダ鈴鹿・柘植世那捕手
ホンダ鈴鹿・松本桃太郎内野手
東京ガス・笹川晃平外野手
○独立リーグ
徳島・谷田成吾外野手
(THE ANSWER編集部)