泥沼「11戦10敗」目前、トラウト必死の姿勢に「かっこいい」「流石」の声 窮地の激走で白星掴む
米大リーグ・エンゼルスは29日(日本時間30日)、本拠地でフィリーズに6-5と競り勝ち、連敗を4で止めた。負けていれば直近11試合で10敗という“泥沼”に輪をかけるところだったが、土壇場で阻止。終盤に相手のミスに乗じた大黒柱のマイク・トラウト外野手の激走に、ネット上の日本人ファンからは「かっこよすぎる」と奮闘ぶりに感激した声があがった。
本拠地フィリーズ戦でようやくトンネル脱出
米大リーグ・エンゼルスは29日(日本時間30日)、本拠地でフィリーズに6-5と競り勝ち、連敗を4で止めた。負けていれば直近11試合で10敗という“泥沼”に輪をかけるところだったが、土壇場で阻止。終盤に相手のミスに乗じた大黒柱のマイク・トラウト外野手の激走に、ネット上の日本人ファンからは「かっこよすぎる」と奮闘ぶりに感激した声があがった。
隙を見逃さなかった。4-4の同点で迎えた7回2死二、三塁の場面で打席に入ったのは3番ウォード。カウント0-2から相手右腕ドミンゲスの3球目が低めに外れ、暴投となった。三塁走者のエドリアンザのホームインを阻止しようとした捕手のスタップスの送球は、カバーに入ったドミンゲスの頭を大きく越えて内野を転々。これを見た二塁走者のトラウトもエドリアンザに続いて一気に本塁を陥れ、2点を勝ち越すビッグプレーとなった。
9回に1点を奪われたものの、最後は守護神エステベスが締めて、エンゼルスは5試合ぶりの勝利。ネット上の日本人ファンからは、相手の2つのミスを見逃さなかったトラウトの一気の生還に注目する声が上がった。
「か、、、、かっこいい(悶絶)」
「トラウトかっこよすぎるんやけど」
「トラウトのこういう所が野球の『上手さ』なんだよな GOATと呼ばれる所以」
「流石トラウト」
エンゼルスは一時ア・リーグ西地区の首位争いに顔を出す好調な滑り出しを見せていたが、19日のレイズ戦から5連敗、1勝、4連敗と負けが込んでいた。そんな窮地で、チームを引っ張るスター選手のトラウトが必死の激走で白星を手繰り寄せた。再上昇のきっかけとなるか。
(THE ANSWER編集部)