大谷翔平でも及ばぬMLB“爆速打球王” 192キロ安打で米記者紹介…大谷は3本なのに通算32本の驚異
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地トロントで行われたブルージェイズ戦で岩手・花巻東高の先輩にあたる菊池雄星投手と今季初対戦。2回の第2打席で右前に時速119.2マイル(約191.8キロ)の適時打を放った。自己最速、今季メジャー最速の爆速打にMLB公式のサラ・ラングス記者は、これは大谷にとって通算3本目の時速119マイル(約191.5キロ)以上の打球だと伝え、この数値を32本も記録している怪物も併せて紹介した。
大谷の時速192キロ適時打で注目集めるスラッガー
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地トロントで行われたブルージェイズ戦で岩手・花巻東高の先輩にあたる菊池雄星投手と今季初対戦。2回の第2打席で右前に時速119.2マイル(約191.8キロ)の適時打を放った。自己最速、今季メジャー最速の爆速打にMLB公式のサラ・ラングス記者は、これは大谷にとって通算3本目の時速119マイル(約191.5キロ)以上の打球だと伝え、この数値を32本も記録している怪物も併せて紹介した。
ラングス記者が自身のX(旧ツイッター)に投稿したのは、2015年にスタットキャストによる計測が始まって以降、119マイル以上の打球を多く記録している3人。大谷は3本で3位にランクインしている。
その上にいるのが誰かといえば、6本で2位に入ったのがヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手。32本で断トツの数字を残すのが、同じくヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手だ。
スタントンは身長6フィート6インチ(約198.1センチ)、体重245ポンド(約111.1キロ)の巨体からすさまじい打球を放つ右の強打者。20歳だった2010年にマーリンズで大リーグデビューし、2014年オフにはマーリンズと当時の史上最高額となる13年3億2500万ドル(約514億6000万円)で契約。2018年からヤンキースでプレーしている。昨季は打率.191、24本塁打に終わったものの、2度の本塁打王に輝いたパワーは健在だ。
大谷は23日(同24日)のナショナルズ戦でも時速の118.7マイル(約191キロ)の本塁打を放っており、今季は特に打球速度の向上が目に付く。それでもスタントンの記録に追いつくにはまだ時間がかかりそうだ。
(THE ANSWER編集部)