連敗の大坂「体が悲鳴」 逆転突破望みも満身創痍「何でまだプレーしてるの?と…」
シーズン終盤で体が悲鳴「体が『何でまだプレーしているの?』と聞いてくる」
――巻き返した第2セットはどんなことを考えていたのか。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
「安定してプレーできていて、チャンスをモノにできていた。躊躇なくプレーしていたけど、第3セットになって考えすぎるようになっていた。ダウン・ザ・ラインを狙ったら返される、とか」
――準決勝への条件は把握しているのか。
「正直、考えてない。突破できるのは大事だとは理解しているけど、自分は1試合ずつやるだけ。結果的にうまく行けば」
――またラケットを投げていたが。
「色々あるけど、完璧主義者なので。自分自身に求めるものが大きい。その上、他人にも期待されると尚更プレシャーが掛かる。そうなるとあれこれ抱え始めて、それが爆発して出てきちゃう。独り言ぶつぶつ言いながら。勝ちたい気持ちが強くなればなるほど感情コントロールが利かなくなる」
――前に出て行ったのは予定通りか。
「そういうつもりはなかった。ただ、ネットプレーは今後もっとしたいので、そういう意味でもやってみた。今日の試合を練習代わりにしていた訳じゃないけど、相手がよく走る場合、後ろでずーっと待っているわけにはいかない」
――全米オープンの内容と比較して。
「コートも選手もまるっきり別々の大会。状況を踏まえてなるべく我慢強くプレーしているつもりだけど、試合時間が長い。2時間以上の試合は自分にとって新境地。全米も正直、過去の話」
――体調は。
「シーズンの終わりなので体が悲鳴を上げている。『何でまだプレーしているの?』と聞いてくる。でも全てが新しいし、この大会に出れるのは名誉なことなので最後の最後までやる」
(THE ANSWER編集部)