韓国、無残に散った10連続五輪の夢 「アジアの弱者」が粉砕した“不動の1枠”に中国驚愕
サッカー男子のパリ五輪予選を兼ねたU-23アジアカップ準々決勝が現地25日にカタール・ドーハで行われ、U-23韓国代表はU-23インドネシア代表に2-2から突入したPK戦の末、10-11で敗れて10大会連続の五輪出場を逃した。衝撃の番狂わせを中国メディアも「弱者が信じがたいことをやってのけた」と報じている。
U-23アジアカップ準々決勝
サッカー男子のパリ五輪予選を兼ねたU-23アジアカップ準々決勝が現地25日にカタール・ドーハで行われ、U-23韓国代表はU-23インドネシア代表に2-2から突入したPK戦の末、10-11で敗れて10大会連続の五輪出場を逃した。衝撃の番狂わせを中国メディアも「弱者が信じがたいことをやってのけた」と報じている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
延長戦まで120分を戦い抜き、決着がつかずにもつれ込んだPK戦。お互いに5人が連続で成功して迎えた6人目で韓国が失敗し、決めれば勝利の場面でインドネシアもミス。その後は両チームとも決め続け、2巡目に突入した。韓国の12人目、イ・ガンヒは右隅を狙ったが、GKアリに止められた。続くインドネシアはアルハンが右隅にきっちりと決めて激戦に終止符を打った。
自国開催だった1988年ソウル大会から前回の東京五輪まで9大会連続で五輪に出場し、前人未到の10回連続出場を目指していた韓国。アジア内では“不動の1枠”とも言われながらも大舞台への道を絶たれ、衝撃は他国にも広がった。
中国メディア「新浪体育」は「アジアカップの奇跡! ランキング134位のインドネシアが韓国を淘汰。あと1勝でパリ五輪」との見出しで報道。本文では「優勝候補の韓国がインドネシアと対戦した。実力差は大きいと見られていたこの対決で、今回のアジアカップ最大の番狂わせが生じた。韓国は思いもよらぬ敗戦で、夢を打ち砕かれた」と伝えた。
さらに“参考記録”としてA代表のランキングを取り上げ「最新のFIFAランキングでインドネシアは134位にすぎない。まさに『アジアの弱者』だが、その弱者がU-23アジアカップで信じがたいことをやってのけた」と同ランキング23位の韓国との格差についても触れ「番狂わせで4強に進んだインドネシアは、あと1勝でパリ五輪の切符を獲得する。今日以降のアジアカップで、この東南アジアのダークホースを侮るチームはどこにもいないだろう」と続けている。
(THE ANSWER編集部)