元女王ケルバー、大坂撃破の要因に挙げた“差”「チャンスをモノにするかしないか」
女子テニスのツアー最終戦、WTAファイナル(シンガポール、DAZN独占生中継)は24日、1次リーグ第2戦で世界ランク4位・大坂なおみ(日清食品)が同2位のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に4-6、7-5、4-6の死闘の末に敗れ、2連敗となった。勝ったケルバーは今大会初勝利。1勝1敗とし、準決勝進出に望みをつないだ。
試合後の一問一答「ナオミは素晴らしい選手なので簡単ではなかった」
女子テニスのツアー最終戦、WTAファイナル(シンガポール、DAZN独占生中継)は24日、1次リーグ第2戦で世界ランク4位・大坂なおみ(日清食品)が同2位のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に4-6、7-5、4-6の死闘の末に敗れ、2連敗となった。勝ったケルバーは今大会初勝利。1勝1敗とし、準決勝進出に望みをつないだ。
ケルバーは試合後の会見で、勝因について「チャンスをモノにするかしないかの問題」と勝負所で生まれた“差”を挙げた。一問一答は以下の通り。
――試合を振り返って。
「2人にとって良い試合だったんじゃないかしら。第1セットは自分が取って、次のセットは彼女が巻き返してきた。最終セットはアップダウンが激しく、お互いかなり気持ちを込めていた。ナオミは素晴らしい選手なので簡単ではなかった。予想通りタフな展開だった。勝ててホッとしているわ」
――経験の差が出たのでは。
「それはどうでしょう。多少関係したかもしれないけど、そこまで影響したとは思わない。チャンスをモノにするかしないかの問題。彼女はまだ若いから、今後この大会には何度も出る機会があるでしょう」
――大坂がよく前に出てきたが。
「彼女とは何度も対戦しているので、どう出てくるかはだいたい分かっている。強くボールを叩いてくるので、こっちも足を使わされるわ」