V王手のナダル、天敵ジョコも素直に脱帽「繰り返しになるが、素晴らしすぎる相手だ」
終始ナダル称賛「繰り返しになるけど…。そういう時は『おめでとう』と言うしか」
こう語ったジョコビッチは「自分自身もベストを尽くそうとした。ただ、決してクオリティの高いテニスをできたとは言えない。特に第1セットでは多くのアンフォーストエラーをしてしまったから」と自身のパフォーマンスベストではなかったことを述べた上で、さらにナダルの戦いぶりを称賛した。
「繰り返しになるけど、とても素晴らしすぎる対戦相手と当たったということだ。対戦相手が自分よりも上だったという一日で、そういう時は『おめでとう』と言うしかないよ」
このように表現し、スペインの英雄に脱帽。素直に白旗を掲げ、ナダルを終始、称えていた。
ナダルは3年ぶりの優勝をかけ、決勝で世界ランク9位のドミニク・ティエム(オーストリア)との対戦に臨む。近年、テニス界のトップを走り続けたジョコビッチも絶賛する強さを、地元で最後まで発揮できるか。