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大谷翔平が「リハビリしながら球界を圧倒」 米国代表監督が驚嘆「首位打者も獲ろうとしてる」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が21日(日本時間22日)、本拠地メッツ戦でメジャー通算176号となる今季5号2ランを放ち、松井秀喜氏のメジャー日本人最多記録(175本)を更新した。打率も.368で両リーグトップ。昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米国代表監督を務めた解説者は「肘の怪我のリハビリをしながら球界を圧倒している」などと驚嘆している。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

打率.368は両リーグトップ

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が21日(日本時間22日)、本拠地メッツ戦でメジャー通算176号となる今季5号2ランを放ち、松井秀喜氏のメジャー日本人最多記録(175本)を更新した。打率も.368で両リーグトップ。昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米国代表監督を務めた解説者は「肘の怪我のリハビリをしながら球界を圧倒している」などと驚嘆している。

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 米国代表監督も呆れるしかなかった。0-0の3回1死一塁。右越え2ランで記録を塗り替えた大谷は、3打数2安打2打点の活躍で10-0の快勝に貢献。打率.368で両リーグ首位打者にも浮上した。35安打、11二塁打も両リーグ最多。米MLB専門局「MLBネットワーク」公式Xは「ショウヘイ・オオタニが今のところ35安打と打率.368でMLBの先頭に立つ!」などと記し、解説動画を投稿した。

 出演したのはマーク・デローサ氏。昨年のWBCでは米国代表監督として大谷とも対峙した。まずは松井氏との打撃成績を比較。大谷が500試合以上少ない725試合で松井氏の本塁打記録を塗り替えたことなどを伝えた。2018年にメジャー移籍して以降、打撃フォームをシンプルにしたといった進化の過程に言及。「肘の怪我のリハビリをしながら、それでも球界を圧倒しています」と驚嘆した。

 さらにムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手という球界屈指のスーパースターが並ぶ打線の中でも「私たちはこのモンスターから目が離せません!」と大谷の注目度の高さを表現した。2023年開幕以降のOPSは1.071。400打席以上立った打者の中では2位ベッツの1.003を上回ってトップに立っている。同氏は「ちょっと考えてみてくださいよ。接戦でもないです」と強調した。

 今季はアベレージヒッターのスティーブン・クワン外野手(ガーディアンズ)らも凌ぐ打率.368も記録している。「彼はかなりのパワーがあります。それが今突然、首位打者も獲ろうとしているって?」と同氏も驚き。「OPSは天井を突き抜け、オー、彼は打率でもスティーブン・クワンを追い抜くことに決めたようです」と本塁打だけに留まらない大谷の魅力に舌を巻いていた。

(THE ANSWER編集部)


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