大谷翔平に「良識を叩き込むなって感じ」 敵選手の行動に204勝投手が妄想「気持ちよくはない」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地メッツ戦に「2番・DH」で先発し、4打数1安打1打点、1盗塁だった。チームは4-9で敗戦。4回に二盗に成功したが、相手二塁手にタッチされる際に頭を叩かれて苦悶の表情を浮かべた。米地元中継局の解説は「ボールが直接じゃなかったのは幸運でしたが……」と苦笑いしていた。
大谷翔平が「2番・DH」で先発
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地メッツ戦に「2番・DH」で先発し、4打数1安打1打点、1盗塁だった。チームは4-9で敗戦。4回に二盗に成功したが、相手二塁手にタッチされる際に頭を叩かれて苦悶の表情を浮かべた。米地元中継局の解説は「ボールが直接じゃなかったのは幸運でしたが……」と苦笑いしていた。
0-4の4回先頭、四球で出塁した大谷は、2死から5番ヘルナンデスの打席で二盗に成功した。スライディングから立ち上がろうとする際に、二塁手ジェフ・マクニールのタッチが後頭部にバチン。大谷は苦悶の表情でヘルメットを脱ぎ、頭を振っていた。
試合を中継した米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況席もこれに反応。メジャー通算204勝で解説を務めたオーレル・ハーシュハイザー氏は「オオタニが頭を叩かれた。ボールが直接じゃなかったのは幸運でしたが、グラブでも気持ちいいものではないですね」と同情すると、実況のジョー・デービス氏も「ハードな振り下ろしでしたよ」と注目した。
ハーシュハイザー氏は「『良識を叩き込もうとするな、俺には既に良識があるんだ』って感じですね」と大谷のリアクションにも“妄想アテレコ”。大谷は直後にヘルナンデスの右前適時打で生還。果敢な盗塁が得点に繋がった。
一方、先発した山本由伸投手は6回99球を投げ、7安打4失点、9奪三振1四球。6回裏に味方の猛攻で同点に追いつき、勝敗はつかなかった。
(THE ANSWER編集部)