フジサンケイレディス初日

　女子ゴルフの国内ツアー・フジサンケイレディスが19日に静岡・川奈ホテルGC富士C（6494ヤード、パー71）で開幕。初日はツアー1勝の26歳・永井花奈（フリー）が11番パー3で2週連続でのホールインワンの快挙を達成した。ツアー3度目のエースを含む1イーグル、2バーディー、4ボギーのイーブンパーで回り26位発進。「これを機に成績が良くなってくれたら」と先を見据えた。

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　1番のバーディー発進した後、4つのボギーを叩いて迎えた137ヤードに設定された11番パー3。永井は7番アイアンを振り抜き、ホールインワンを達成。「見えなかったです。グリーン面にキャリーして転がって入ったと思います。入る気も全然してなかった」。前週のKKT杯バンテリンレディスでのエースも「打ち上げだったので見えていないです」と2週連続のエースはどちらもカップインの瞬間を見ることはできなかったが、「先週も今週もナイスショットだった」と胸を張った。

　前週は初日の3番パー3でエースを達成するも、そこから4ボギー、1ダブルボギーと乱れた。この日はエース後の12番でバーディー。そこからはパーセーブを続けて、イーブンパーでフィニッシュした。

　2016年に最終プロテストをトップ合格したツアー1勝の26歳。17年10月の樋口久子 三菱電機レディス以来、優勝からは遠ざかっている。今季は7戦中4戦で予選落ちと苦戦しているが、エースを達成した先週は最終日まで戦って今季最高の32位だった。「（エースは）プライベートも含めて先週で5回目、今週で6回目。これを機に成績が良くなってくれたら」。復調への兆しは見えつつある。