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「野球は仕事」発言が賛否のレンドン、熱い逆転ヘッスラ生還に日本ファン驚き「あのレンドンが」

米大リーグ、エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が、17日(日本時間18日)の敵地レイズ戦でヒーローの一人になった。5回に今季初のタイムリーを放つと、9回には値千金の同点適時打。さらにヘッドスライディングで逆転のホームインを見せるなど躍動。チームは5-4で勝利し、ネット上の日本ファンも驚きの声を上げていた。

エンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:Getty Images】
エンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:Getty Images】

レイズ戦で逆転勝利の立役者に

 米大リーグ、エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が、17日(日本時間18日)の敵地レイズ戦でヒーローの一人になった。5回に今季初のタイムリーを放つと、9回には値千金の同点適時打。さらにヘッドスライディングで逆転のホームインを見せるなど躍動。チームは5-4で勝利し、ネット上の日本ファンも驚きの声を上げていた。

 レンドンは1-1の同点で迎えた5回1死二塁から、レイズ先発右腕リッテルの高め直球をレフトへ運んだ。今季の打点は14日(日本時間15日)のレッドソックス戦の9回に犠飛で挙げたものが唯一で、初の適時打となった。さらに1点を追う9回1死二、三塁からは同点の左前適時打を放った。二塁走者ネトが本塁でタッチアウトになったが、レンドンは二塁へ進んだ。

 トラウト敬遠後、ウォードが右前へ落ちるヒット。ここでレンドンが激走。逆転のホームを狙った。ヘッドスライディングを見せて逆転の生還。ユニホームを土だらけにして同僚に称えられた。

 レンドンは2019年オフにナショナルズからFAとなり、エンゼルスと7年総額2億4500万ドル(約378億円)の巨大契約を結び今季が5年目。毎年のように故障に泣き、エンゼルスでの最多出場は2021年の58試合。昨季も43試合で打率.236、2本塁打に終わっていた。

 開幕前には米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が公開した記事の中で、「私にとってそれ(野球)は最優先事項ではなかった」「これは仕事だ。私は生計を立てるためにやっている。この仕事よりも、私の信じているものや家族が第一だ」と語った事が伝えられ、賛否を呼んでいたが、この試合では勝利への執念を見せた。

 日本ファンも驚きの声を上げ「ホームインくっそかっこよくて泣ける」「レンドンのユニホームが汚れてるのが嬉しい」「レンドンのホームヘッスラが見れて幸せでした」「なんでレンドンがヘッスラしてんだ」「レンドンさん、あんた最高かよ!」「あのレンドンが…?」などと反響が集まっていた。

 今季は開幕から主に1番打者として起用され、4月上旬までは1割を切る低打率に悩まされていたものの復調。この試合5打数2安打2打点の活躍で、打率.254に上げている。

(THE ANSWER編集部)

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