大谷翔平と米女性ファンが対面

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は12日（日本時間13日）、本拠地パドレス戦に「2番・DH」で先発し、4号ソロを含む5数3安打1打点だった。試合前には1号本塁打をキャッチしたものの、球団との交換過程で物議を呼んだ米女性ファンと対面。米記者が伝えると、米ファンから「何をもらったの？」「球団は一流だ」と反響が集まった。

　笑顔で肩に手を添えた。

　ドジャースのパーカーを着た大谷。前にいるのは1号ボールをゲットしたアンバー・ローマンさんだった。サイン入りのバットとボールを手に満面の笑みを浮かべている。

　本人がXに画像を投稿。「最高の誕生日!!」「オオタニと握手したばかり…二度と手を洗わない」と感激した様子をつづっていた。これを米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者が拡散。米ファンから祝福の声などが上がった。

「彼らは楽しんだに違いないわ」
「野球界で最も上品な球団だ」
「これは最高だ！　オオタニにとっても、良いことだ」
「ドジャースは一流だ」
「彼女は何をゲットしたんだろう？」
「たった1週間で…（笑）」

　大谷は4日（日本時間5日）に本拠地で右越えの今季初本塁打。そのボールをゲットしたローマンさんだったが、複数の警備員に取り囲まれるような形で記念球と大谷のサイン入りグッズを交換した。その過程が物議を呼び、ドジャースはローマンさん夫妻を改めて球場に招待。大谷と対面までできたようだ。

　試合は延長11回に突入し、ドジャースは7-8で敗戦。先発した山本由伸投手は5回3失点ながら勝ち星はつかなかった。