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たった15試合で「大谷翔平」だらけになったドジャース記録 124年の歴史で「これは常軌を逸している」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)から本拠地に戻ってパドレスとの3連戦に臨む。10日(同11日)にロードでの6連戦を終え、開幕からここまで15試合を消化。なかなか調子が上がらないと言われていたが、気がつけばチームの好スタートに貢献する活躍の連続。ここでは移籍したばかりのシーズンで早くも樹立した記録の数々を振り返る。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

現地12日から本拠地でパドレスと3連戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)から本拠地に戻ってパドレスとの3連戦に臨む。10日(同11日)にロードでの6連戦を終え、開幕からここまで15試合を消化。なかなか調子が上がらないと言われていたが、気がつけばチームの好スタートに貢献する活躍の連続。ここでは移籍したばかりのシーズンで早くも樹立した記録の数々を振り返る。

○3月31日(同4月1日) たった6試合で作った「常軌を逸している」記録に米驚き

 本拠地ドジャースタジアムでのカージナルス戦の6回の第3打席のエンタイトル二塁打を放った大谷。時速115.8マイル(約186.36キロ)の超速打は、計測が始まった2015年以来、ドジャース史上最速の安打だと米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」公式X(旧ツイッター)が伝えた。

 ここまで開幕から29打席ノーアーチだったが、米本土4試合目でマークした驚異の一打に米ファンは「常軌を逸している」。日本人ファンからも「打球速度王」といった声が上がっていた。

○4月3日(同4日) 移籍1号で生まれたドジャース初の偉業

 本拠地ジャイアンツ戦での7回、左腕テイラー・ロジャースが投じた外寄りのボールを強振した大谷。飛距離430フィート(131メートル)、打球速度105.6マイル(約170キロ)の打球は右翼席に飛び込む移籍後1号ソロとなり、ドジャースはこの試合5得点目。MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のXで「ドジャースは今季開幕から9試合連続で5得点以上をマーク」と伝えた。1900年以降、開幕から9試合以上連続で5得点以上を挙げたのは2002年のインディアンス(現ガーディアンズ)以来、MLB史上6度目、ドジャースでは初の出来事になったと伝えた。

○4月9日(同10日) 124年の歴史で樹立した球団初の記録 「大谷」だけが並んだ衝撃データも

 敵地ツインズ戦の3回2死走者なしの場面で迎えた第2打席。大谷は右腕バーランドの投球を強烈にはじき返すと、右翼線を転がった打球はあっという間にフェンスに達した。打球速度114マイル(約183.5キロ)の速さで、今季8本目の二塁打。MLB公式のサラ・ラングス記者は「これまでのショウヘイ・オオタニの12本の長打は、ドジャースでの最初の14試合では最多記録となる(少なくとも1901年以降)」と紹介。球団の124年間の歴史で、大谷が開幕14試合で最も長打を放った打者になったと伝えた。

 また米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」のXでは、「今年のドジャースの最も強烈な打球」としてランキングを紹介。上位7傑すべて「大谷」の名前で埋め尽くされた。ちなみのこの日の二塁打の打球速度は2位だった。

 加入1年目の4月に早々と驚異の記録を樹立し続ける姿に、ネット上の日本人からも「もう記録作っちゃったよ」「どこの球団におっても何かしら記録更新するのヤバいな」「100マイル以上のヒットを7本も打ってるなんて!」など、衝撃の声が上がっていた。

(THE ANSWER編集部)


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