錦織棄権、注目カードは幻に 英メディア「ジョコは最大の難敵と対戦するはずだった」
男子テニスシングルスの世界ランキング8位・錦織圭(日清食品)はマドリード・オープン準々決勝の同2位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)戦を故障していた右手首の痛みのため棄権した。14度目の直接対決は実現せず、「ジョコビッチはスペインで最大の難敵と対戦するはずだった」と海外メディアは報じている。
マドリードOP準々決勝、右手首痛で棄権…通算14度目の直接対決実現せず
男子テニスシングルスの世界ランキング8位・錦織圭(日清食品)はマドリード・オープン準々決勝の同2位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)戦を故障していた右手首の痛みのため棄権した。14度目の直接対決は実現せず、「ジョコビッチはスペインで最大の難敵と対戦するはずだった」と海外メディアは報じている。
「ノバク・ジョコビッチがマドリード・オープンでケイ・ニシコリ相手に不戦勝」と報じたのは英衛星放送「スカイ・スポーツ」電子版。
記事では「世界ランク2位の男はフェリシアーノ・ロペスをストレートで下し、ニコラス・アルマグロをなんとか倒した後、スペインで最大の難敵と対戦するはずだった」と報じている。
過去対戦はジョコビッチの11勝に対し、錦織は2勝。だが、2014年の全米オープン準決勝で錦織がジョコビッチを倒し、自身唯一のグランドスラム決勝にたどり着いた思い出の相手でもある。
長年連れ添ったコーチ陣と袂を分かったばかりのジョコビッチにとって、錦織は最大の試練となるはずだったが、錦織に異変が起きた。