ドジャース内野手が苦言「だからエラーしたとは言わないが…」 中断前、審判に言い寄る場面も
米大リーグ・ドジャースは7日(日本時間8日)、敵地カブス戦に1-8で敗れた。試合は雨のため2時間51分もの間中断したが、試合が止まる前に審判へ何かを主張していたミゲル・ロハス内野手は「もう少し早く試合を止めることもできたと思う。あのような状態でプレーするのは少しやりすぎだった」などと苦言を呈している。
カブス戦は2時間51分もの中断を挟み終了
米大リーグ・ドジャースは7日(日本時間8日)、敵地カブス戦に1-8で敗れた。試合は雨のため2時間51分もの間中断したが、試合が止まる前に審判へ何かを主張していたミゲル・ロハス内野手は「もう少し早く試合を止めることもできたと思う。あのような状態でプレーするのは少しやりすぎだった」などと苦言を呈している。
「9番・三塁」で先発したロハスが怒りを見せたのは4回の守備でのこと。1死二、三塁からゴロを掴み、一塁へ送球したが、ハーフバウンドになり一塁手フリーマンが捕球できず。ドジャースが0-6とリードを広げられてしまった。この後、雨脚が強まり試合は中断。ベンチに引き揚げる際、ロハスは審判に強めの口調で言い寄るような場面もあり、チームメートになだめられていた。ロバーツ監督もここに加わり、神妙に話し合っていた。
米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の公式Xでは、試合後のロハスのコメントが動画で伝えられた。「私たちは長く野球をプレーしているからビジネスの面もみんな理解している。試合を成立させようとしていた。シカゴでもう1試合することなく移動してしまうからね」と、日程の兼ね合いから試合を成立させようとした判断には理解を示しつつも、苦言を口にしている。
「3回以降、グラウンドのコンディションはプレーするのに適した状態じゃなかった。もう少し早く試合を止めることもできたと思う。4回以降、あのような状態でプレーするのは少しやりすぎだったと思う」
グラウンドには水たまりができるほどの状況だったにもかかわらず、しばらく試合が続行されたことに納得いっていない様子。「ずっと三塁塁審に言っていたよ。水たまりの中でプレーしていたんだ。だからエラーしたなんてことは言わないが、みんなが見て分かったはずだ。最適なコンディションではなかったと」と語った。
他にも打者が足を滑らしたりするシーンがあっただけに、ロハスは「私だけじゃなく、チームのみんな、起きるはずのないプレーが起きていた。うちのチームだけじゃなく、選手全体の話だ。時には5回までやって試合を成立させようとするが、正しいやり方ではないと感じるときもある。待って、後でプレーすることもできた」と主張。「言い訳はしない。今日は彼らが私たちよりもいい野球をしていた。しかし、時にはグラウンドのコンディションのことももう少し理解しないといけない」と負けを認めながらも熱弁していた。
(THE ANSWER編集部)