大谷翔平の豪快スイング後に米実況席も注目

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6日（日本時間7日）、敵地カブス戦に「2番・DH」で先発し、4打数2安打で4-1の勝利に貢献した。ヘルメットを吹っ飛ばすスイングに米実況席も注目。サラサラの髪をなびかせ、「またも企業にとって勝利だ」と新スポンサー契約を期待した。

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　大谷は3回先頭で大きな空振りを見せ、中飛の倒れた際にもヘルメットを吹っ飛ばした。豪快なアクションに対し、ドジャースの地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」で実況を務めるジョー・デービス氏が「またヘルメットが落ちました」と指摘。通算204勝の解説者オーレル・ハーシュハイザー氏も「言いたいことはたくさんあるけどやめておこう。彼はシャンプー（広告）の契約はあるのかな？」とユーモアたっぷりに応じた。

　さらに「彼は山ほど契約を抱えているからね」とジョークも。9回の第5打席でもカウント1-1からの3球目に空振りでヘルメットを落とすと、デービス氏は「またもシャンプー会社にとって勝利」と話題に。ハーシュハイザー氏は「ハハハ。『僕の髪はとても滑らかでツヤツヤだから、ヘルメットが落っこちちゃうんだ』ってね」と笑った。

　スーパースターだけに小さなことでも実況席を楽しませる大谷。化粧品大手「コーセー」と契約しているが、新たなスポンサー契約も期待されるような些細な行動だったようだ。さらに米国のスポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でドジャースを担当しているファビアン・アルダヤ記者もXで注目。エンゼルス担当時代にも行っていた大谷の「ヘルメットロスカウンター」を再開し、この日の9回で「5」まで進んだという。