山本由伸が試合後に受け取った様子とは

　米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は6日（日本時間7日）、敵地カブス戦で今季3試合目の先発を迎え、5回3安打無失点、渡米後自己最多の8奪三振でメジャー初勝利を挙げた。4-1で勝利した試合後に掲げたのは記念球とオーダー表。粋な贈り物を手にした姿に対し、「記録されたね！」「将来サイヤング賞だ」とコメントが寄せられるなど話題を集めている。

　山本が胸を張ってカメラを見つめた。左手に持っているのは記念球。さらに右手で掲げたのはオーダー表のようだ。「Ohtani.S」「Yamamoto.Y」などメンバーがズラリ。両軍が記載され、デーブ・ロバーツ監督のサインが記されているようだ。

　画像と公開した球団公式インスタグラムは、「ヨシノブがメジャーで初勝利！」と紹介。当然、一般には絶対に手に入らない貴重な逸品を手にした右腕に対し、米ファンは「これは記録されたね！　ヨシ、おめでとう！　ホームで勝利するのが待ちきれない」「とても感銘的なものだった」「将来のサイ・ヤング受賞者だ」「私の希望の光」「君が誇らしい！」「本当に値するわ」「史上最高」と称賛の声を上げた。

　山本は初回に無死満塁のピンチを背負ったが、3者連続三振で切り抜けた。2回も2死満塁から無失点。3回以降はカーブを中心の投球で立ち直り、走者を出さずにイニングを重ねた。大谷翔平投手は4打数2安打。カブスの鈴木誠也外野手は山本に空振り三振を喫するなど、3打数無安打だった。