大谷翔平に本塁打を浴びても「アウト取れれば勝ち」 カブス主力がお手上げ「偉大な選手」
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、シカゴで行われたカブス戦に「2番・DH」で先発し、5回の第3打席で2試合連続となる2号2ランを放った。右手1本でとらえた打球が、切れずに右翼ポールを巻くという技術の詰まった一撃。カブスのイアン・ハップ外野手はもうお手上げといった様子で「彼から複数のアウトを取れれば勝ちだよ」と主張している。
大谷が5打数2安打しても試合はカブスの勝ち
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、シカゴで行われたカブス戦に「2番・DH」で先発し、5回の第3打席で2試合連続となる2号2ランを放った。右手1本でとらえた打球が、切れずに右翼ポールを巻くという技術の詰まった一撃。カブスのイアン・ハップ外野手はもうお手上げといった様子で「彼から複数のアウトを取れれば勝ちだよ」と主張している。
リグレー・フィールドに初登場した大谷は5回、無死一塁で3度目の打席に立つと、右腕ヘンドリックスの初球、時速79マイル(約129キロ)のチェンジアップをうまくとらえた。打球は高々と上がり右翼ポール際へ。右手にバットを持った態勢のままボールの行方を見守っていたが、本塁打と判定されると悠然とダイヤモンドを1周した。生還した際には左手にキスするという、昨季まではなかった仕草をみせた。
大谷は初回1死の打席で左翼へ二塁打を放ち、3回の第2打席は一ゴロ。本塁打のあとは7回、8回といい当たりの中飛に倒れた。米イリノイ州の地元局「マーキースポーツ・ネットワーク」の試合後番組に登場したハップは、大谷の5打数2安打という結果をむしろカブスの勝ちだととらえているようだ。
「彼は偉大な選手。フライになった打球でも110マイル(約177キロ)くらい出ていたんじゃなかったかな。良い打球を放っていた。我々からすれば、彼から複数のアウトを取れれば勝ちだよ」
試合は9-7でカブスの勝利に終わった。ハップの言葉通り、大谷は勝負に勝って試合に負けたことになる。
(THE ANSWER編集部)