大谷ホームラン球を手放した女性「後悔ない」 その価値1500万円超、夫はド軍に要望「気遣ってほしい」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は「2番・DH」で出場した3日(日本時間4日)の本拠地ジャイアンツ戦の7回に待望の今季1号ソロを放った。米メディアは、記念すべきホールランボールを手にした幸運な夫妻が交換交渉でドジャースへの不満を口にしていたと報道。夫は「ファンを気遣ってほしい」と要望し、妻は「後悔はしていない」と語っているという。
本拠地ジャイアンツで待望の一発
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は「2番・DH」で出場した3日(日本時間4日)の本拠地ジャイアンツ戦の7回に待望の今季1号ソロを放った。米メディアは、記念すべきホールランボールを手にした幸運な夫妻が交換交渉でドジャースへの不満を口にしていたと報道。夫は「ファンを気遣ってほしい」と要望し、妻は「後悔はしていない」と語っているという。
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7回の第4打席でついに飛び出した大谷のドジャース1号。米放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組では、ホームランボールが大谷の手元に戻ってきたこと、キャッチしたファンには見返りにボールと帽子2つ、バット1本をプレゼントされたと明かされていた。
ファンとドジャースとの交換交渉について、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」はサム・ブラム記者の署名記事を掲載。記念球を掴んだアンバー・ローマンさんが「少しプレッシャーを感じた。今すぐに答えなさい、という感じだったから。圧力は大きかった」と語り、ともに観戦していた夫のアレックス・バレンズエラさんも「特別な瞬間で、特別なボールだった。それに相応しい対価を得るのが公平だと思う」と不満を口にしていたことを伝えていた。
記事では球場の記念品ストアで2021年の大谷のファウルボールが本人のサイン入りで1万5000ドル(約230万円)の値がつけられていたと紹介。さらにヘリテージ・オークション社のスポーツオークション・ディレクターを務めるクリス・アイビー氏が、ドジャース1号の球なら少なくとも10万ドル(約1500万円)の価値を持つと指摘したことも伝えられている。
バレンズエラさんは「我々は誰かから搾取しようとしてなんかいない。金をむさぼるような人間ではないよ」「100万ドルが欲しかったわけではない。何か素敵なものでいいんだ。ファンを気遣ってほしい。特にものすごく価値のあるものを手にしたときはね」と気遣いを感じる対価を望んでいる。
一方のローマンさんは「後悔はしていない。もし記念球を持ち帰ったとしても(認証無しだったら)価値はどうなっていたでしょう」と、いずれにしても一度は大谷の手に渡らなければ本当の価値は生まれないと理解している様子。「彼が引退して殿堂入りか何かすれば、少なくとも私はこのグッズを手にできたと思えるから」とも語っている。記事では「ドジャースは『取引についてファンとさらに会話をする用意はある』と語った」とも伝えられている。
(THE ANSWER編集部)