マーリンズ戦で特大弾

　米大リーグ・エンゼルスのマイク・トラウト外野手が1日（日本時間2日）、敵地マーリンズ戦で今季2号＆3号と2打席連続本塁打を放った。3号ソロの飛距離は473フィート（144.1メートル）の特大弾。退団した大谷翔平の兄貴分として日本ファンにも愛された存在だけに、ネット上では「トラ兄　すごい一発打ってる」「トラウトが笑顔だと嬉しい」などと感動の声が寄せられている。

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　MVP3度の実力は健在だ。「3番・中堅」で出場したトラウトは4回に今季2号ソロを放つと、3-4で迎えた6回にも強烈な一発。相手右腕ソリアーノが投じた低めスライダーをすくい上げると、打球は左中間へ。飛距離473フィートの豪快な3号ソロに、中堅手はすぐに打球を追うのをやめるほどだった。

　エンゼルス公式X（旧ツイッター）は「305（フロリダ州マイアミのエリアコード）で473フィート」と題して動画を公開。昨年まで大谷と同僚だっただけに、日本ファンからは「アニキ、4試合で3本のHR」「トラ兄の2本目は特大です　泣けるよキャプテーン」「トラ兄　すごい一発打ってる」「明らかに去年までと変わった」「チームは違ってもトラウタニ弾してほしい」「トラ兄どこまで飛ばしてんのーっ！」「トラウトが笑顔だと嬉しい」などと反響が集まっていた。

　トラウトはオープン戦での不調が心配されたが、開幕後はこれでリーグ最多タイの3本塁打。チームを7-4の勝利に導いた。ロン・ワシントン新監督を迎え、久々にポストシーズン進出を狙うエンゼルス。大谷が去ったチームを、昨季は82試合出場と不本意な結果に終わったトラウトが引っ張っている。