水原氏騒動後の大谷翔平の様子「私たちに言ったのは…」 ESPN放送席がロバーツ監督に直撃、聞き出した内容は
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は3月31日(日本時間4月1日)に本拠地ドジャースタジアムで行われたカージナルス戦に「2番・DH」で先発出場し4打数1安打。開幕から6試合、29打席に立ちいまだ本塁打がない。3月20日に韓国・ソウルで行われた開幕戦後に、長年専属通訳を務めた水原一平氏が巨額の違法賭博に関与した疑いで解雇された影響も心配されるところだが、この日の試合を中継した米スポーツ専門局「ESPN」の実況陣は、この件についてドジャースのデーブ・ロバーツ監督に聞いてみたという。
開幕からまだ本塁打がない大谷、水原氏の賭博問題の影響をロバーツ監督に聞くと…
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は3月31日(日本時間4月1日)に本拠地ドジャースタジアムで行われたカージナルス戦に「2番・DH」で先発出場し4打数1安打。開幕から6試合、29打席に立ちいまだ本塁打がない。3月20日に韓国・ソウルで行われた開幕戦後に、長年専属通訳を務めた水原一平氏が巨額の違法賭博に関与した疑いで解雇された影響も心配されるところだが、この日の試合を中継した米スポーツ専門局「ESPN」の実況陣は、この件についてドジャースのデーブ・ロバーツ監督に聞いてみたという。
水原通訳の違法賭博疑惑は、3月20日の開幕戦後に明らかになった。「ESPN」は賭博の胴元に対して大谷名義の送金があったと報じ、大リーグ機構も調査に乗り出すと発表。大谷も開幕直前の25日(日本時間26日)になって声明を発表し、自身が賭博に関与したことはなく、送金は水原氏が知らぬ間に行ったこととした。
同局で実況を務めるカール・ラベッチ氏はこの日の試合中、問題がプレーに及ぼす影響についてデーブ・ロバーツ監督にコメントを求めたと明らかにし「私たちはそれについては何も知らない。クラブハウスでは普段通り全く変わらない。何も付け加えることはない」という答えを得たと伝えた。
これに対し、ヤンキースなどで通算194勝を残した解説のデビッド・コーン氏は、大谷が開幕からあまりいい数字を残せていないことが質問の背景にあると補足した。
その上で「デーブ(ロバーツ監督)が私たちに言ったのは、オオタニは感情に影響されないようにしっかり区別できる能力を持っており、その点においてとてもコーリー・シーガーを連想させる、ということです。だから、彼はそれが(あまり良くないスタートの)原因ではないと考えています」と伝えた。
大谷は試合の6回、第3打席で右翼へのエンタイトル二塁打を放った。ライナーで飛んだ打球は時速115.8マイル(約186.36キロ)を記録し、計測が始まった2015年以降でドジャース史上最速の安打だと伝えられた。待望の一発はいつ飛び出すか。
(THE ANSWER編集部)