5季ぶりVならず「完敗」 パナソニック西田有志が悔しさ露わ「トップには今の努力では足りない」
バレーボールのVリーグ男子1部プレーオフ決勝が31日、東京・有明コロシアムで行われ、レギュラーラウンド(RR)1位のパナソニックは同2位のサントリーに0-3(18-25、35-37、19-25)で敗れ、5季ぶりの優勝を逃した。
パナソニックは5季ぶりVならず
バレーボールのVリーグ男子1部プレーオフ決勝が31日、東京・有明コロシアムで行われ、レギュラーラウンド(RR)1位のパナソニックは同2位のサントリーに0-3(18-25、35-37、19-25)で敗れ、5季ぶりの優勝を逃した。
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今季新加入でチームを引っ張る西田有志は「負けてしまった。勝たなきゃいけない時に勝てなかった。悔しいという言葉だけ」と厳しい表情のままで話した。
第1セットは途中からだったが、第2セットはスタートから出場。サントリーのムセルスキーと壮絶な打ち合いを演じた。「流れを変えないといけないと思ったし、それが自分の役割だった」と派手なアクションでファンを沸かせた。ブロックも合わせて、この日チーム最多の18得点を奪った。
日本代表の中心選手、日本バレーボール界を引っ張る自負もある。移籍初年度はRR1位。「そこまでの結果は出した。ただ、優勝はできなかった」。さらに「来シーズンに向けて、何がダメだったのかはっきりしないとチームの成長はない」と冷静に、そして厳しく言い放った。
この日、多くの選手が口にした「完敗」という言葉。第2セットは激しく競り合ったとはいえ、第1、第3セットは相手の力に屈した。「トップに立つには今の努力では足りない」。西田はチームの先頭に立って頂点を目指す覚悟で言った。
(THE ANSWER編集部)