小祝さくら、大逆転Vで珍会見「やっと今週も終わった」 カラオケ十八番は「Kiroroです」
前週Vの臼井麗香とカラオケに「麗香ちゃんは昭和のバブリーダンスを…」
5打差からのスタート。「全然、優勝の現実味はなく出ました。特に麗央ちゃんが伸ばすと思っていたので、5打差以上は伸ばさないといけない。それをこのコースで出すのは難しい。とりあえず今日の目標は5アンダーだと思った」と決めて出た。今大会はパットが入らない場面もあったが、すぐに握り方を変えるなど微調整。技術の引き出しを使い、対応してみせた。
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「風が強いのとグリーンの傾斜もきついし、ピンポジションも難しい。ショットの精度だったり、頭と使いながらマネジメントしました。このコースは難しいけど、耐えていればいいことがあるイメージです」
前週は同じ1998年度生まれの「黄金世代」の臼井麗香が初優勝。「麗香ちゃんはアマチュアから一緒に出ていて同級生として嬉しかった。自分も頑張ろうと思えました」と刺激に。オフには勝みなみらとカラオケに行く仲で、「麗香ちゃんは昭和のバブリーダンスみたいなものを踊っていて、それを見るのが楽しいです」と吐露。自身は「一番点数が出るのはKiroroです」と点数勝負の時に十八番を思い切って歌うという。
黄金世代では10勝一番乗りだと伝え聞くと、驚きの表情。「みんな強い人ばかり。プロテストも受かる気がしなかった。そこからよくここまで来られたと思う」。今季から選手会長に相当するプレーヤーズ委員長に就任。選手と日本女子プロゴルフ協会との橋渡し役となる。これ以外にもツアー盛り上げのため、他選手へのインタビュワーを務めながらSNSでの発信に協力してきた。
「もっと選手の意見を取り入れたり、一人の選手としてみんなで話し合って改善していけたらと思っています。(プレーでも)また新たに改善点を探しています。課題がない時は実際にはない。1年間、『もっとこうしたい』と思うことの繰り返し。体力的にもあと何年できるかわからない。背中の張りとか肩こりもあります。以前は賞金女王を目指したいと言ってよくなかった年もあったので、今年は自分のゴルフと向き合いながらやりたいです」
時折、報道陣の笑いに包まれた珍会見。小祝はこれからもゴルフと独特なキャラクターで魅了してくれそうだ。
(THE ANSWER編集部)