大谷翔平をトレードしなかったエ軍に厳しい指摘 開幕2戦大敗で米識者「長年後悔すると思う」
米大リーグ・エンゼルスは30日(日本時間31日)、敵地オリオールズ戦で4-13の大敗を喫した。28日(同29日)の開幕戦から計24失点。大谷翔平投手がドジャース移籍で投打の大黒柱を失い、米識者は「長年にわたって後悔すると思う」と厳しく指摘した。
エンゼルスが開幕2戦連続の2桁失点
米大リーグ・エンゼルスは30日(日本時間31日)、敵地オリオールズ戦で4-13の大敗を喫した。28日(同29日)の開幕戦から計24失点。大谷翔平投手がドジャース移籍で投打の大黒柱を失い、米識者は「長年にわたって後悔すると思う」と厳しく指摘した。
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先発のグリフィン・キャニングは初回、ガーナー・ヘンダーソンに先頭打者弾を浴びるなど2失点。5回0/3を5失点で降板し、代わった投手陣も打ち込まれた。2本塁打を含む14安打13失点。6回だけで9失点の投手陣崩壊だった。開幕戦だった28日(同29日)の同カードでも、先発パトリック・サンドバルが2回途中5失点でKO。10安打を浴び、3-11で敗れていた。
開幕戦はマイク・トラウト外野手が第1打席で先制ソロを叩き込んだが、投打で昨季チームタイトルを独占した大谷の穴は大きい。ネバダ州のスポーツベッティング専門メディア「VSiN」の番組司会者グレッグ・ピーターソン氏は、Xでこう指摘した。
「これから長年にわたって、エンゼルスはオオタニをデッドラインまでにトレードしなかったことを後悔すると思う。マイク・トラウトがいなければ、彼らのロースターはアスレチックスのそれと非常に類似したものだろう。しかも、アスレチックスは悲しいエンゼルスよりも将来有望な投手を多く擁している」
昨季ア・リーグ西地区で50勝112敗、エンゼルスに次ぐ圧倒的最下位だったアスレチックスを引き合いに出した。さらにノースダコタ州の放送局「KFYR TV」のスポーツ記者ベン・ダキュウ氏も、Xで「個人の意見として、私はエンゼルスが有望株のためにオオタニとトラウトをトレードしない決断をしなくてとても嬉しい。彼らにとって素晴らしい成果を挙げている」と皮肉っている。
昨季までトレード期限に大谷を放出するか否かで揺れたエンゼルス。トレードしていれば大きな恩恵を受けられたが、契約満了でドジャースに移籍した。MLB公式サイトのブレント・マグワイア記者のXによると、開幕2戦連続の2桁失点は球団初の歴史的屈辱だという。
(THE ANSWER編集部)