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大谷翔平にベッツが注文「ちょっと落としてくれ」 速すぎたが故の走塁ミス「追いつけないから」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地開幕のカージナルス戦に「2番・DH」でスタメン出場。3打数2安打1四球、1三振。マルチ安打で7-1の勝利に貢献した。初回の第1打席で右翼線二塁打を放つが、前の走者ムーキー・ベッツ内野手が三塁でストップしており、三塁を狙った大谷が挟まれてタッチアウトに。試合後、ベッツは大谷の脚力に舌を巻き「ちょっとペースを落としてくれって伝えたんだ」と笑顔で語っている。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

カージナルス戦で

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地開幕のカージナルス戦に「2番・DH」でスタメン出場。3打数2安打1四球、1三振。マルチ安打で7-1の勝利に貢献した。初回の第1打席で右翼線二塁打を放つが、前の走者ムーキー・ベッツ内野手が三塁でストップしており、三塁を狙った大谷が挟まれてタッチアウトに。試合後、ベッツは大谷の脚力に舌を巻き「ちょっとペースを落としてくれって伝えたんだ」と笑顔で語っている。

 スタンディングオベーションで迎えられた大谷の本拠地初打席。マイコラスから右翼線二塁打を放ったが、一走ベッツが三塁ストップしたのに対し、迷わず三塁を目指していた大谷は二三塁間で挟まれてしまった。結局タッチアウトに。その後、ベンチではベッツと走塁について話し合うようなシーンも見られた。

 試合後、米専門局「MLBネットワーク」公式X(旧ツイッター)では場内インタビューを受けるベッツの映像を公開。「大谷と走塁について話し合ったそうだが」と質問されると「彼は速すぎるんだ」と笑顔。「彼が以前いたエンゼルスタジアムなら間違いなく三塁打だったけど、この球場はそんなに大きくない。僕は彼ほど速くないから、本塁まではいけなかった」と振り返った。

 さらに「だから彼には、追いつけないから、ちょっとペースを落としてくれって伝えたんだ」と注文した事も明かした。昨年まで9年連続2桁盗塁をマークしているベッツでも、大谷のスピードには驚きを感じているようだ。

(THE ANSWER編集部)


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