日本プロ野球の“苦行”に米国からも同情 まさかの11本連続で「ジーザス」「最大の恐怖(笑)」
プロ野球のオープン戦で起こった珍事が海を越え、米国でも話題になっている。22日にエスコンフィールドで行われた日本ハム―DeNA戦。相次ぐファウルにより、11球連続で全力疾走を強いられたDeNAの牧秀悟内野手は思わず苦笑い。いかにもしんどそうな場面を米メディアが動画で公開すると、「予期せぬ有酸素運動」「最大の恐怖だ(笑)」などと米ファンからも同情の声が寄せられている。
日本ハムとのオープン戦で起きた珍事とは
プロ野球のオープン戦で起こった珍事が海を越え、米国でも話題になっている。22日にエスコンフィールドで行われた日本ハム―DeNA戦。相次ぐファウルにより、11球連続で全力疾走を強いられたDeNAの牧秀悟内野手は思わず苦笑い。いかにもしんどそうな場面を米メディアが動画で公開すると、「予期せぬ有酸素運動」「最大の恐怖だ(笑)」などと米ファンからも同情の声が寄せられている。
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汗がほとばしった。0-1で迎えた2回の攻撃。先頭の4番・牧が中前打で出塁すると、打席には宮崎敏郎が入った。対峙するのは先発の伊藤大海。5球目でカウント3-2になると、ここから走者・牧にとって“苦行”が始まった。投球と同時にスタートを切り続けたが、際どいコースを宮崎がことごとくファウルに。何度も一、二塁間を行き来することを強いられた。
10分間を超える打席は、16球目にようやく決着。宮崎は二ゴロに倒れ、11度目のスタートで牧はようやく二塁に進塁した。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeも「【牧が汗だく…】伊藤大海『宮崎敏郎に16球も…エゲツないバットコントロールに大苦戦』」と題して動画を公開するなど話題を呼んだシーン。息を切らして何度も往復する不憫な姿には、海を越えた米国からも熱視線が送られた。
米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」公式Xが「打者が10球連続ファウルする中、走者がぶっ続けに二盗を狙う」と記して投稿。日本のファンから「アメリカまで届いてて草」「牧のシャトルラン海越えてて笑う」「プーさんの牧くんダイエット打法が世界に届いてしまった」といったコメントが書き込まれた他、米ファンからも同情の声が寄せられた。
「5回を超えた時点で、僕ならもう走らない」
「予期せぬ有酸素運動」
「ジーザス、30回ぐらいに感じる」
「この立場にはなりたくない」
「これは最悪の気分だ」
「野球やっていて最大の恐怖だ(笑)」
牧はこの後、2死から遊撃手の悪送球の間に生還。試合は3-2でリードしていた9回に、相手の4番マルティネスに逆転サヨナラ3ランを浴び、3-5で敗れた。
(THE ANSWER編集部)