[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

臼井麗香、黄金世代14人目Vへ単独首位浮上 愛称“れいちぇる”の人気者「勝ちに行きます」

女子ゴルフの国内ツアー・アクサレディスは23日、宮崎県・UMKカントリークラブ(6545ヤード、パー72)で2日目が行われた。1打差2位から出た25歳・臼井麗香(フリー)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算13アンダーで単独首位に浮上した。ツアー初勝利を狙う1998年度生まれの“黄金世代”。今季初戦でいきなりの優勝争いとなり「勝ちに行きます」と意気込んだ。1打差2位には山下美夢有がつけている。

アクサレディス第2日でプレーする臼井麗香【写真:Getty Images】
アクサレディス第2日でプレーする臼井麗香【写真:Getty Images】

国内ツアー・アクサレディス2日目

 女子ゴルフの国内ツアー・アクサレディスは23日、宮崎県・UMKカントリークラブ(6545ヤード、パー72)で2日目が行われた。1打差2位から出た25歳・臼井麗香(フリー)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算13アンダーで単独首位に浮上した。ツアー初勝利を狙う1998年度生まれの“黄金世代”。今季初戦でいきなりの優勝争いとなり「勝ちに行きます」と意気込んだ。1打差2位には山下美夢有がつけている。

 黄金世代14人目の優勝へ、臼井が首位浮上だ。1番パー5は残り104ヤードから、カップまで10センチの位置にベタピン。幸先よくバーディーを奪うと、5番パー4では約5メートルのバーディーパットを沈めた。前半4つ伸ばした勢いそのままに、10番、11番でも連続バーディー。「パッティングですかね。流れを切らせてないのは」とボギーなしの安定感ある1日を振り返った。

 渋野日向子、畑岡奈紗、小祝さくら、原英莉花ら人気と実力を持った選手がそろう“黄金世代”の一人。2018年のプロテスト合格後、お洒落なファッションなどでも人気を得た。ただ、昨年は14試合で予選落ち12度と不振だった。

「(今季は)全体的に球の重みが違うのかなと思う。ミスした時、当たりが薄かったらショートする。身体ができたから、ミスの幅が減っているのかなと感じました」

 中学2年でつけられたニックネーム“れいちぇる”がそのままファンにも浸透。コロナ禍で試合がない頃に立ち上げた自身のブランド「チェルクラッシー」は、もともと憧れていた宝塚歌劇団から「クラッシー(上品)」を取った。「皆が映画観に行くとかゲームするとか、時間があるじゃないですか。私はその時間に、洋服のデザインを描いているだけ。趣味ですね。働くのが好きなので、皆がゲームやっているんだったら私は服を作りたい」。もちろんプロゴルファーとして技術を磨く時間が第一だ。

 24日は昨季女王の山下、臼井と同じく初優勝を狙う小林夢果と最終日最終組を回る。ライバルたちへの意識を問われ「自分のベストのパフォーンスした結果、優勝したら嬉しいし、私が全力出しても優勝できない可能性もあるし、それはコントロールできないので」と語った。ただ、プロとして「勝ちに行きます」と短い言葉に闘志も込めた。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS ACADEMY

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集