古巣エンゼルス選手の意見一致「大谷は他のスポーツに興味示さず」 衝撃走ったキャンプ地で米報道
米大リーグのドジャースは20日に韓国・ソウルで行われた開幕戦後に、大谷翔平投手の通訳を長年務めてきた水原一平氏を解雇した。米国の複数メディアが、水原氏の違法賭博への関与を報じており、米球界に衝撃が走っている。大谷が昨年までプレーしたエンゼルスでもそれは同じのようで、地元紙が米アリゾナ州テンピの春季キャンプ地から、かつての同僚たちの反応を伝えている。
「自分のために賭けていた」という水原氏の主張を裏付け?
米大リーグのドジャースは20日に韓国・ソウルで行われた開幕戦後に、大谷翔平投手の通訳を長年務めてきた水原一平氏を解雇した。米国の複数メディアが、水原氏の違法賭博への関与を報じており、米球界に衝撃が走っている。大谷が昨年までプレーしたエンゼルスでもそれは同じのようで、地元紙が米アリゾナ州テンピの春季キャンプ地から、かつての同僚たちの反応を伝えている。
米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は「エンゼルスの選手たちはショウヘイ・オオタニと彼の通訳が関与する疑惑に驚かされている」との見出しで記事を掲載した。
現在春季キャンプ中のエンゼルスは21日が休養日。水原通訳の解雇報道があった後、集合するのは22日(日本時間23日)が初めてだった。
記事によれば、ミッキー・モニアック外野手は「みんなと同じようにショックを受けている。この件につながるような考えも情報も全然なかった。間違いなく衝撃的だよ」と語ったという。
また「オオタニと6シーズン、またはその一部を共に過ごしたエンゼルスの他の選手たちの中には、驚いたと語る者やコメント自体をしない者もいた」と混乱する現場の状況を伝えた。
大谷とは兄弟のように付き合っていたパトリック・サンドバル投手にもコメントを求めており「過去5シーズンで誰よりもオオタニとともに時間を過ごした」と紹介。その上で「奇妙だ。それしか言えないよ。とても変だね」という発言を紹介している。
さらに記事は「録音は断られたものの、私的に話した選手たちの間で意見が一致していたのは、オオタニは他のスポーツに興味を示していなかったことだ。これは、オオタニのためではなく、自分自身のために賭けていたというミズハラの主張を裏付けているように思える」とした。
(THE ANSWER編集部)