「完敗です」 張本智和、31歳元中国代表に0-3敗戦でV2ならず「緊張して手が動かなかった」【卓球Tリーグファイナル】
卓球・ノジマTリーグの年間優勝を争うプレーオフ男子準決勝が22日、東京・代々木第二体育館で行われ、今季レギュラーシーズン3位の岡山リベッツが同2位の昨季王者・琉球アスティーダを3-1で下した。2018-19年の初年度以来5季ぶりのプレーオフで決勝進出。琉球の張本智和(智和企画)は第3試合のシングルスで元中国代表のヤン・アンにストレート負けした。観衆は1157人。
ノジマTリーグプレーオフ
卓球・ノジマTリーグの年間優勝を争うプレーオフ男子準決勝が22日、東京・代々木第二体育館で行われ、今季レギュラーシーズン3位の岡山リベッツが同2位の昨季王者・琉球アスティーダを3-1で下した。2018-19年の初年度以来5季ぶりのプレーオフで決勝進出。琉球の張本智和(智和企画)は第3試合のシングルスで元中国代表のヤン・アンにストレート負けした。観衆は1157人。
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20歳のエース・張本は速いテンポの攻撃に屈した。1-1で迎えた第3試合。第1ゲーム(G)は4-4から高速ラリーを展開し、防戦から強烈なフォアハンドで1点をもぎ取った。会場はどよめき混じりの大歓声だ。しかし、8-11で先取される苦しい展開。「ハリー! ファイトー!」。声援を背にしたが、第2Gは8-7から4連続失点。第3Gは9-10から最後は返球がネットに阻まれ、がっくりと肩を落とした。
レギュラーシーズンは14勝3敗。世界ランク9位を誇るが、過去最高7位の元中国代表と初対戦でストレート負けした。チームを2季連続3度目の優勝に導けず、試合後は「完敗ですね」と淡々。「(第1試合で)ダブルスを勝ってくれて良い流れだったけど、僕が負けてしまった。試合も0-3で完敗だった」と振り返った。
「相手はフォアのうまい選手とわかっていたけど、バックを予想以上に使わず、フォアで狙ってきた。そういうタイプに負けることが多い。早い段階で質の高いラリーをされて、全てのゲームを同じ展開で取られた。(第3Gは)緊張して手が思うように動かなかった。0-2のプレッシャーもあったと思う。(テンポは)めちゃくちゃ速いわけではない。特にやりづらいということはなかったです」