大谷翔平の打席で珍事 球審がベッツの“盗塁阻止”した決定的瞬間に米困惑「開幕からカオスだ」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は20日、韓国・ソウルで開催されたパドレスとの開幕戦に「2番・DH」で先発出場。5打数2安打1打点1盗塁で5-2の勝利に貢献した。第1打席には、球審がムーキー・ベッツの盗塁を“阻止”する珍しい場面も。米メディアが動画を公開すると、米ファンを「開幕からカオスだ」と困惑させている。
パドレスと開幕戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は20日、韓国・ソウルで開催されたパドレスとの開幕戦に「2番・DH」で先発出場。5打数2安打1打点1盗塁で5-2の勝利に貢献した。第1打席には、球審がムーキー・ベッツの盗塁を“阻止”する珍しい場面も。米メディアが動画を公開すると、米ファンを「開幕からカオスだ」と困惑させている。
0-0の1回無死一塁。ダルビッシュ有投手との初対戦だった。カウント1-1からの3球目に走者のベッツが二塁を陥れた。捕手の送球よりも早くセーフのタイミングだったが、一塁に戻されてしまった。
理由はルイス・キャンプサーノ捕手が送球に入った際、球審に腕が当たっていたから。公認野球規則には「球審が盗塁を阻止しようとしたり、塁上の走者をアウトにしようとする捕手の送球動作を妨害(インターフェア)した場合、各走者は戻る」という条項があり、これが適用された。
珍しいシーンの動画を米専門メディア「ドジャース・ネーション」の公式X(旧ツイッター)が公開。米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」公式Xも「ムーキー・ベッツが二盗したが、球審の妨害により一塁へ戻された」と記して注目すると、米ファンからも「ロボット球審なら邪魔しなかっただろう」「開幕シリーズから、なぜこんなカオスになるんだ」「球審は良い日を過ごせなかったな」と腑に落ちない様子のコメントが寄せられていた。
大谷はこの打席で遊ゴロに倒れたが、3回の第2打席で初安打をマーク。8回の第5打席には左前にタイムリーヒットを放って打点も記録。上々のレギュラーシーズンデビューを飾った。
(THE ANSWER編集部)